見えない花が咲くとき
吉田エリ
「秘すれば花」…この言葉は、能の世阿弥が残した言葉ですが、何が起こるのか知られてしまえば、それはもう花ではない。
隠されていたものが、思いがけず現れるとき、花が咲く…という意味が込められています。
先日、北軽井沢でのインナーチャイルドWSを終えました。実は今回、私は最終日に、能を思わせる演出を密かに準備していました。
ところが、それを知らなかったはずのグループが、自分たちの演目の題材に、能を選んでいたのです。
まさに、秘すれば花。 秘めていたものが、思いがけず向こう側から咲いてきました。
この世界は、どこまで行っても舞台なのかもしれません。 人間は生まれてから、本当の自分を忘れ、いつも何かの仮面をつけて生きています。
家族から渡された仮面、自分を守るためにつけた仮面…。 そして、いつのまにか、それを素顔だと思い込んでしまうのです。
大切なのは、仮面を外すことではなく、その仮面を、自分で選んでつけていると気づいていること。
11月9日、月がさそり座で新月を迎えます。
死と再生の星座のもとで、古い役を降ろし、新しい役を生きはじめるタイミングです。
新月のLiveでは、ジョーカーと能の世界を手がかりに、人生という舞台と、私たちがつけている仮面についてお話しします。
アカデミー賞を受賞した1作目とは打って変わり、世間的には評価されなかった2作目でしたが、そこには能の演目にも通じる、本当に深い内容が込められていました。
あなたは今、どんな仮面をつけているのでしょうか? 新月の夜、鏡の間で新たな面(おもて)を見つけてみませんか?
それは、あなたが本当に求めていた素顔が花開く時なのかもしれません。
※鏡の間とは、能舞台の幕の奥にある、演者が面をかける部屋のこと。現世(舞台)と向こう側の世界とのあわいにある、4次元のような場所です。。
🌸 新月ライブ URLはこちら
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https://www.youtube.com/live/j4I0CsjDRCY?si=pYD7pYtuRcNGNcnH |