新刊のお知らせ〜もう落ち込みたくないと思ったら読む本
もうすぐ新刊が出ます。タイトルが長い(笑)
もう落ち込みたくないと思ったら読む本 悩みを手放す「マインド・デトックス」メソッド
タイトルを読んでもリリーステクニックの本だと解らないところも面白い。(笑)
でも、ずばりリリーステクニックのノウハウを満載した本なのです。
心の浄化について学び、解放の研究を積み重ねてきた結果がようやく形になりました。
セラピーの世界でクライアントと寄り添い過ごしていると、悩みから楽になるためには、このリリーステクニックがとても役立つことに気づきました。世の中には、いろんな解放のメソッドがあるけれど、私はとにかく早く楽になるための方法を探し続けていました。
人間、成長したいと言っても、苦しいのは困ります…。もしもそれが楽々と出来たら、どんなに良いでしょう?
そう思いながら解放のメソッドを研究し続けて、いつの間にか10年以上の歳月が経っていました。表現アートをベースにした解放のテクニックのワークショップを提供しはじめて5年近くになりますが、つくづく奥の深い世界だと思うのです。
とにかく、リリーステクニックは面白いし、役立つので、いつかは本にしたいと思いながら、懐で暖めつつ出し惜しみをしていました。
それでも、何か流れに乗るように本書を書くことになったのは、意味があるのかもしれません。
本を書くきっかけになったのは、リリーステクニックのワークショップを体験した人たちへの復習や、ワークを受けるチャンスがない人へのサポートがしたかったからでした。
ワークショップで気分がスッキリしても、いつしか日常生活を送るうちに、また同じように心にブロックを積み込んでしまいます。解放の習慣を身につけるためには、少しばかりの努力が必要なのです。
メソッドの手順はとてもシンプルで、誰でもすぐに試すことができます。
しかし、心の成り立ちや、なぜ手放せないのか、その理由を知ることが大切です。
理由を知るとメソッドの価値が理解できるようになります。つまり、解放への意味を見いだせるようになるのです。
人間は、意味のない行動を続けられないものです。
悩みを手放したいと思っても、その手順があまりにもシンプル過ぎて、役立つのか不安に感じたり、悩みそのものを自分が握りしめていることすら気づかないとしたら、解放はうまく出来ないでしょう。
そんな時のために、解放の大切さや、心のしくみについて知ってもらいたいと思いました。
私自身がこのメソッドに助けられて来ました。
困ったときならではの解放のプロセスは、いつの時も心を軽くしてくれました。
それでもなかなか手放せない難問もありました。そんなときはさすがに解放することさえ嫌になるものです。でも、そこで諦めず続けたり、解放の方法を工夫したりするうちに、新たなテクニックを見つけられたりするものです。
そんな積み重ねがようやく日の目を見るのだと思うとなんだかとてもうれしいです。(本の表紙のデザインは泣き顔ですけど…)
心に溜まった垢を手放して行くと、現実が変化してきます。
文字通り、心の浄化・マインドデトックス効果です。
心が軽くなると身体のデトックスもしたくなるし、身体のデトックスが進むと、心の浄化もはかどるのです。かつて、健康志向は面倒でイヤ…、という私が今では楽しんで身体と付き合うことが出来るようになりました。
最近は、今流行の「冷え取り」や、「グリーン・スムージー」がマイブームとなり、おまけに今年は二回もスエット・ロッジに参加して心身ともにデトックスするのを楽しんでいます。
なぜ、デトックスなのかと言うと、<滞り>を取り除くのが大切だから。
滞りは、エネルギーの流れを遮るので、様々な問題を引き寄せるのです。
私たちはエネルギーを循環させることで生命を維持している存在ですから、滞りはバランスを崩す原因そのもの。表面的にきれいに見えるだけでは、事足りません。しつこい汚れは何度も繰り返しクリーニングする必要があるように、掃除しにくい場所や、目に見えない所を探る作業は、身体にしても心にしても同じくらい面倒なものでしょう。しかし、いつしかクリーニング(解放)が楽しくなるから不思議です。焦げ付いた鍋を洗っていると、つい夢中になってしまうように…。笑
なが〜いタイトルは、本を手にしただけで、何について書かれているか解るように、という意見を参考にしました。タイトルは長くても、解放はあっという間に出来るはず。
「マインド・デトックスって何?」と思う人や、リリーステクニックを復習したい人達へむけて、本書をお贈りします。どうぞ、人生を軽々と送ってみたい人、「もう悩みたくない〜っ」と思う方はぜひご一読ください。