参加者の声【はじめてのインナーチャイルドWS in 鎌倉 2023】ようやく歩めたはじめの一歩

「はじめてのアートセラピー」というエリさんの本を、たまたま、なんとなく目にして、それがなんだか気になって、とても惹かれたのが、アトリエYSを知ったはじめの一歩でした。

そうしてアトリエYSのことを知り、それからずっと興味はあったものの、まさにインナーチャイルドの特徴にいくつもあてはまってしまう私は、実際にワークショップに参加するには、不安や怖さが勝ってしまい、心の中で、知らず知らずにたくさんの言い訳をしながら逃げ惑い、なかなか次の一歩には進めずにいました。

それでも、気になる場であることは変わらず、きっと無意識の私が、参加することを諦めきれなかったからかな?なんとなく、旦那に勧めてみました。

私と違って、そういうことに腰の軽い旦那は、案の定、軽々と5日間のワークに参加し、「すごかった!これはもう、是非行ってみて!」と、大絶賛で帰宅。

旦那に勧めてしまったことをやや後悔しつつ、良くも悪くも、向き合わざるを得なくなってしまっての参加の決断となりました。

ドキドキで不安な気持ちを抱えたまま迎えた当日は、「やっぱりやめておけばよかった」という、まだはじまってもいないうちからの後悔に押し潰されそうになりながら、「大丈夫大丈夫」と言い聞かせ、アトリエまでの道のりを歩いたのを覚えています。

周りの人の目が気になってしまう私。
自分を出すのが怖くて、うまく出せない私。
感情的になると涙が出てしまう私。
グループワークなんて大の苦手な私。
…そんな風に思い込んで、がんじがらめな私。

だけどあの場で、はじめて会った人たちの中で、自分をどんどん出して行くことは、これまでに出会ったことのない、不思議な心地よさと安心感がありました。

みんながそれぞれのしんどさを素直に表現し、涙を流すことに躊躇することもなく、ただ素直に、その瞬間の自分の感情を溢れ出させていく感じ。

その空気の中では、私も同じように、ただただ溢れ出させていけました。

たった2日間だったけど、その中でやっていくワークはどれも、本当に色濃いものばかりで、今後の私の人生において、ここで体験したワークのテクニックは、とんでもない財産なのでは?!と思うほどでした。

自分を見つめ直したい時や向きあいたくなった時には、自分だけでも、今回体験したワークをやってみたらいいんだなと思えるものを、たった2日で、たくさん体験させてもらった気がします。

私はこれまで、「インナーチャイルド」というもの自体も、いまいちよくわかっておらず、「インナーチャイルドと出会うとは…?」といった感じだったのですが、自分が生きてきた中で出来上がってきた、自分の感情や性格の、パターンや癖みたいなものを、一つ一つ、擬人化的に捉えることで、とても冷静に、客観的に、自分のその感情や性格の一つ一つを、受け止めてあげられ、抱きしめてあげることが出来るんだと、ワークを通して実感しました。

これまで、ただただ邪魔だと思っていた自分のネガティブな感情パターンが、こんなにも愛おしく、なんだか可愛らしくすら感じられるなんて…。

私は今回、はじめて「インナーチャイルド」というものを知り、自分のインナーチャイルドと向き合ったのですが、ここでやっとスタート地点なのだと思い、こうして出会えたチャイルド達と、これから時間をかけて、ゆっくり丁寧に、付き合っていきたいと思います。

「やっぱりやめておけばよかった」という、後悔から始まったスタートでしたが、2日間のワークを終えた帰り道には、「来てよかった」と、心から思えた時間になりました。

エリさん、マナちゃん、エリコさん、マイキーさん、温かな時間を、どうもありがとうございました!

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