魂の音をきく
2010年夏期特別企画
Primitive resonance
ー サウンド&アートワークショップ in 鎌倉 ー
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鎌倉に住みはじめ、いろいろな出会いがありました。
自然と海の幸。鎌倉の土の匂いがする野菜、そして人。
ここの地に来てよく思うのは、風通し良い処だという印象が一番でしょうか…。
あるとき、友人が持ってきてくれた1枚のCDの音に惹かれ、購入したことがきっかけで、ミュージシャンの中本将夫さんと出会いました。
中本さんは、あらゆる経歴を経て、此処鎌倉で音楽活動をライフワークにしている人です。
彼が演奏に使用する楽器は、カリンバや様々な様式の打楽器や弦楽器などの、プリミティブな匂いのするものばかり。音楽というメディアには違いないけれど、現代の空気にはおよそ外れた次元で響く音を探し、奏でることを楽しむのが彼のスタイルです。
そんな中本さんと、夏の鎌倉で音のワークショップを企画することになりました。
人間がそれぞれ持っている波動がもし音となるなら、それはどんな音なのだろう?そんな問いが自然と生まれ、その音と出会うことが出来るようなワークを創ることになりました。
音はリズムとなり、そして音楽という形となり、私達の生活に根ざしています。その昔、儀式やお祭りに使われた打楽器のルーツはもしかしたら、私達の心音かもしれません。
音や人、そして人生について、つきることがないトピックスをかきわけ、何日もかけて丁寧にディスカッションを重ねました。
ワークアウトの作業の成果なのか、最終的に空から降ってきた雨のしずくが、地面に染みこむように、ワークショップのプランが完成。
企画の段階で既に、私自身の身体に風通しが良くなるような心地良さを体験出来たことは思いがけないギフトです。
自分にとってのプリミティブな音と出会うためのワークショップをどうぞお楽しみに。
少々、賑やかになった夏のアトリエにてお待ちしています。
本講座の募集要項およびお申し込みはホームページへ
TIGA ORANG 〜ティガオラン〜
アーティスト: BAKU+USHIO
※ CDのお問い合わせ・購入は
info@rootstock.netまで