参加者の声【ファシリテーション基礎講座2023】自分自身を知る
「自分自身をファシリテーションしなければならない!」「自分が土となる。」今回は、初日のエリさんのそんな言葉が心にささり、スタートした講座でした。
初日は、たくさんの理論の講義を聞き、たぶん、その理論は、その時、まだふわっとしか理解できていませんでしたが、そんな中で2日目のワークが始まりました。
4人のチームを組んで描いたフラッグは、私達のチームを表現していました。そして、まわりの状況を気にして自ら行動することをためらう自分をみつけました。
こんなにはっきりと表現されるのかと「表現アートってすごい!」とあらためて驚かされました。
チームでの話し合いの場では、いつも自分の意見を言わずまわりにあわせている自分がいました。
「言ってもどうせ聞いてもらえない、私のアイデアなんてたいしたことない。」
「反論されてもうまくいいかえせない。」
「どうせリーダー的な人の意見で決定するんだ!」「人とぶつかりたくない。」
それが、子供のころからずっと続いている自分でした。
いままで何度も同じような感覚を感じていました。でもずっとスルーしてきたのです。
自分の中になぜその感覚や感情がおきていたのかも気にしていませんでした。だってそれが普通だったから。
でも、今回、自分を客観的に見ることができました。
今回、ファシリテータ役を経験させてもらった中で全体を俯瞰して見ることができました。
多くの人前で話すことは、私の一番苦手な部分でした。そう思い込んでいました。
でももしかしたら違うところに問題があるような気もしています。
他のチームのワークで人間関係の恐れを粘土で表現した時、他人はとても大きく、私自身はとてもとても小さく作った自分にはっとしました。
自分自身を俯瞰してみた3日間でした。
講座が終わって約一週間たちました。
初日に受けた講義のノートを見返しながら、よく理解できなかった内容が日常生活の中のふとした時に、わかる時があります。
時間ができたら、講座後にいただいた資料や映像を見直してより深めていきたいと思います。
「私も表現アートセラピーを活かしてたくさんの人に体験してもらいたい!なにかしたい!」と漠然となにかに動かされるように気軽に飛び込んだものの、学び始めたら思いのほか深く、私にファシリテータなんてできるのか?と恐れや不安がでてきました。
でも、エリさんの「いろいろなタイプのファシリテータがいて良い」という言葉に勇気をもらい、自分らしさを大切にして、私にできることから楽しみながら少しずつ始めていこうと思っています。
皆さま、本当にありがとうございました。
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