参加者の声【インナーチャイルドWS in 北軽 2021 vol.2 |アートリテラシー編 】大切なものを取り戻す時間
2021年はインナーチャイルドに向き合う年!と決めて11月のインナーチャイルドワークショップに参加させてもらいました。私は5月のWSにも参加していて、その中で私が一番悔やんでいるのは、「私が、私の大好きだったこと・大切にしたかったことを両親に愛されたくて、誰かに愛されたくて自ら手放した」ことだとやっと気が付けました。
ずっと両親を恨んで、ずっと親族や周りの人を恨んでいました。でも、誰のせいでもなかったです。私が自分で手放したのだと気がついたときの衝撃たるや。。。もう本当に何やっているの、私!!!と今でも叫びだしたい私です。
なので、11月のWSではより素直に今出てきてくれているインナーチャイルドを出していこう!と自分と約束して参加していました。
今回は、黒い本(怖いストーリーの絵本)と自分のインナーチャイルドに読んであげたい本の2種類を制作しました。振り返ってみると、私は両方とも他者との関わりでストーリーが進んでいく作品で、寂しがりやで愛されたがりな私らしいと思っています。
黒い本は、「誰かに愛されたくて、愛してくれそうな人に近寄っては、たとえ傷つけられても自分が悪かったんだと思い込んじゃうモンスター」のお話。読んであげたい本は、「失敗・間違いがとても恥ずかしい子と相棒シロが、たくさん間違えても先に進んで冒険する」お話。
今でも黒い本は、自分に対するネガティブなマインドセットやセルフイメージの書き出しに使っています。(結構たまってきました。)そして、もう一つの絵本は、ちょっと落ち込んだ時や行動するのが怖くなった時に読み返しています。読み返すと、自分のインナーチャイルドのために精一杯作っていた時間を思い出します。自分のためにあんなに力を尽くせる私が居たことが驚きだし、嬉しいです。その経験が自己信頼につながっているような気がします。みんなで制作していたあの空間・時間を思い出すのも、とても幸せです。
最後に行った朗読会で聞いたみんなの絵本は、どれも素晴らしくて、とても愛おしくて、みんな才能の塊だな~って思います。今だって、穴にはよくはまってしまうし、抜け出さない理由を探したりするけれど、「間違えても大丈夫だよ」とこれからも絵本を読んであげたいと思います。
あともう一つ、今回は絵本を作ったことが印象強かったけれど、アトリエワイエスさんのWSは、講義はもちろん、朝のシェア、仲間とのシェア、何気ない会話その中にもたくさんの気づきがあって、本当にこの場所にこのタイミングで来させてもらえたことが幸せです。
その中で、「感情が一番インナーチャイルドを表している」という話があって、自分の中で納得してしまいました。子どものころは、感情を表に出すキャラクターが嫌いでした。
特に、魔女の宅急便のキキがどうして受け入れられなかったです。現在は、とあるLINEスタンプのキャラが大好きなんですが、感情をこれでもかと豊かに表現している様が可愛いく好きなんです。
なんとなく、インナーチャイルドをキャラクター越しに観ているのだろうなと思いますし、インナーチャイルドが私にもっと気づいて!と伝えたがっているのかなと感じています。
至れり尽くせりな環境で、思いっきり制作に没頭できたのは、とても贅沢でした。本当にありがとうございました。