参加者の声【TAO 2024 JOMON Origin Message 祭火】自分らしく(縄文に想いを馳せて)
2回目のアトリエYSのワークショップ参加。
来る前は、少し気鬱な感じもあった。
朝から晩まで、見知らぬ人たちと、5日間も共同生活送る煩わしさを感じていたのだと思う。
しかし、そんな憂いは駅に着いたら、一緒に消えた。まだ2回目の参加にも関わらず、改札の外でスタッフのえりこさんが、「きみちゃん」と声をかけて迎えてくれたからだ。
他の参加者からも「きみちゃん」って言うから、女性が来るのだと思ってましたなどと、声をかけられた。
ここの人たちは、エリさん、スタッフの皆さん、参加者の皆さん、全てが不思議と心地良い場、雰囲気を創り出している。
皆優しくて、さりげなく気を掛けているけれど、束縛することはなく、皆自由な感じ。
セミナーの期間中も、皆自分がやりたいようにやっているが、決してセルフィッシュな感じでは無い。
そう、ここに来ると自分のままで、居てもいいんだと実感できる。誰もが、自分らしく存在しながら、他の人のその人らしさも、受け入れている。
そんな時空間。
帰ってきた……そんな言葉が馴染む気がする。
今回のテーマは、縄文。
はじめは、女性性と男性性のワーク。
そのネガティブ、ポジティブな面を絵で表現する。
絵の上手い下手は、関係無いというけれど、やはり自分の絵を見ると、下手だと思い、少し残念な気持ちと、悔しい気持ちも浮かび上がる。
でも、それはそれとして、それが今の自分なのだと受け入れようと思う。下手だと感じている自分もいるなぁと。
しかし、描いた絵からは、気づきを受け取れたと思う。
自分の中には、女性性が結構有ると感じていて、そこを活かして生きる方が楽だと思っていた。
逆に男性性は、すぐにマウントしあって、競い合う鬱陶しいエネルギーを感じて、少し嫌悪していた。
なんか、喧嘩っ早いチンピラみたいな感じで。
でも、それはややネガティブな現れ方をしている男性性のほんの一部に過ぎないのだと思った。
だから、女性性の優しく包み込む包容力、調和力を持ちながら、男性性の前に進んでいく推進力、リーダーシップを発揮すれば良いと。
まさに、女性性と男性性の統合だ。
そのことに気づいた時、日常に帰って少し前に進める気がした。
最終日に、再び絵を描く機会があった(途中の日程では、染め物したり、衣服を作ったり、自然の中から持ってきた植物などで、アクセサリー作ったりしていた)。
今までは、頭で色々考えて描いていたが、その時は、まず自分の手を動かし始めて、何か流れに委ねる感じになった。余り余計なことを考えずに、作業に没頭するかんじ。
気持ちいい。思考があまり働いていない感じで、心地良い。思考が働かないとこんなに気持ちいいんだと思った。
少しだけ潜在意識に繋がっている感覚だと思えた。そして、こういう感じの瞬間をもっともっと感じたいと思った。
実は、今年一年は、自立をはかりたくビジネスのことなどを学んでもいた。しかし、どうにもマーケティングやセールスやらが、腑に落ちずにいた。
今回、JOMONワークショップに参加して、物凄く腑に落ちた。苦しい思いでビジネスやるのは、違うと。何より自分が自分でいることが大切だと分かった。自分らしく居ていいのだと、自分に許可をだせた気がする。
そして、更に自分が自分らしさを磨いていくということは、毎瞬毎瞬自分の心に従い、何を選んでいくかにかかっていると思った。
5日間、本当に素晴らしい人たちと、素晴らしい時間を過ごすことが出来た。初めて参加した人が、今まで自分を雁字搦めにしていたモノを、涙と共に少しずつ解き放っていく姿も見せてもらった。皆が活き活きと自分を表現する姿は、見ていて一緒にワクワクした。互いの優しさにたくさん触れた。
自分も、もっともっと自分らしく、自分を表現して生きていこうと思う。
本当の自分で居ることが、
一番の社会貢献、世界への愛
というエリさんの言葉を心にしまって。