参加者の声【定期専修講座 2021 in 東京】生きている限り繋がりたい

定期専修講座2021。
私にとっては2回目の専修講座だ。

メンバーがとっても面白そうで、わくわくしながら向かった初日。
1年目ともまた全然違う空間の波動。
自分もまた、違っていたのだろう。

日常での日々があり、変化があり、ワークをし、その先で交わった人たち。
かけがえのない仲間と半年間を過ごした。

初回に自分を表すものを持ってくる課題で、私は今まで表現アートで描いたさまざまな絵を月の満ち欠けに形取って貼った円形の作品を持っていった。
さまざまな私が、顔を出す。
光の当たり方によって、形を、表情を変える。

We空間に出て行くワークでは、恐がりの私がいた。
繋がることよりも、守ることを選択する私。
目をつぶって外に出て、誰のことも見ていない私。
恐いのは、みんな同じ。
少しずつ心を開いていきたい。
その思いも、きっと本当。

絵本づくりのワークの前日、私の心は低迷していた。
こんな状態で明日本当に絵本が作れるのだろうか。
心から取り組めるのだろうか。
神頼みをしてそのままねむった。
翌日、こんなににイキイキとした私がいるのか、こんなに表現を喜ぶ私がいるのかと思うほど、真っ直ぐ進んで命で笑う私がいた。

身体を使って
声を出して
心を震わせて
命を輝かせた。

たくさん作った。
毎回毎回。
私たちはただただ作った。
ただただ動いた。
動くままに
感じるままに
ただただ生きた。

たくさんの歓びをありがとう。みんなに出逢えて本当に嬉しい。
私に出逢えて本当に嬉しい。
生まれた表現に、空間に、真剣な思いに、心からありがとう。

喜びだけではなかった。
誰かといると嫉妬が生まれた。
ジャッジが出て来た。
優劣で見る自分がいた。

消したい要素。
無ければいい感情。

それは本当に邪魔なものなのだろうか。
無くなってしまえばいいものなのだほうか。

私が生きているとはどういうことなのだろうか。
それは揺れていること、心が動き命が鼓動していることだとしたら、どんな私も命そのもの。

もっと受け入れてもいいんじゃないか。
全てが私の呼吸なのだとしたら。

一周して今、一度目の専修講座2019を思い出す。
ひとりひとりの顔が、久しぶりに私の胸の中で笑う。

どうしてるの?
出会ってくれてありがとう。
一緒に過ごしてくれたこと、向き合ったことが、新しい私の一歩を始めたよ。
私たちの魂も交差したよね。
全てが新鮮で何もわかっていなかった私。ただ体験を喜んだ私。
途中歩みが止まったこともあったけど、だからこそもう一度、生きる喜びを知った。
そのとき迎えてくれたみんなの温かい笑顔が、この私を作っていることも忘れたくない。

誰かとの関わりが、私という存在を動かす。
私に私のことを教える。

これからもワークをしようと思う。
目の前にいる誰かと。
ここにいる自分と。

生きている限り繋がりたい。
その情熱を、ワークが私に教えてくれる。

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