参加者の声【定期専修講座2022】旅人よ 後ろには出来たばかりの道がある

このタイトルは、私が大好きな『ザ ブルーハーツ』の『旅人』という曲の歌詞の一部です。

昨年8月、初めてYSのワーク(テクニカル講座)に飛び込んで、私の中に激しく『抑圧』された感情があった事に気づいてしまい、そこからの生活は目まぐるしく激変しました。

私はずっと、被害者(私が悪い、私のせいにされる、私だけ辛い、誰もわかってくれない)
の眼鏡(フィルター)を通して、夫の存在を自分の幻想の中で、いつのまにか、強烈な加害者にグレードアップさせていました。

強烈な被害者、加害者を作り出した世界の中で、被害者メガネをかけながら、

「でも、私は幸せだから!小さな幸せは沢山あるから!」って、『ほんとうの声』を無視して、みないふりして、そこに蓋をして、生きていた。

「この先もずっと自分に嘘つきながら生きるの?」

この声が、ワークから帰ってからずっと鳴り止まなかった。

とにかく、この今の現状を変えたい!
もう、嘘つきながら生きるのはやめたい!!
息子に嘘つきながら生きる大人の姿をこれ以上見せたくない!

私は息子と犬を連れて、夫と暮らしていた家を出ました。

11月に開催される『定期専修講座』には、タイミング的にも申し込む気持ちにはなれず、別件でエリさんにカウンセリングをしてもらっていた時に
「これから先も、色んな言い訳して、自分のやりたい事やらないで生きていくの?」と問われた一言が、私の内側に大きな衝撃を与え、その時、頭と腹で考えが違う感覚を初めて知りました。

私は腹の感覚を信じ、受ける事を決めました。今では信じられないですが、講座に申し込む事が、泣きそうなくらい恐怖でした。

それが、《定期専修講座》です。

1カ月に一回、半年間、一泊二日で鎌倉に行く。

この事が、私にとってかなりハードルの高いチャレンジだった。怖かった。
でも、行ってみたかった。
それが、《私の軸を建て直す事》の大きなサポートになると、なんとなく、思ったから。

初日は仕事で行けず、みんなとは一日遅れでの参加。緊張はすぐにとけた。
海が見えるアトリエ。

まずはここに来れた事が、私にとって、かなりの大きなエッジを超えた行動だった。

2回目、3回目と、通ううちに、その時、わからなかった事でも、帰ってからタイムラグがありつつも、『わぁ、こういう事だったのか、、』と、突然後ろからトンカチで叩かれる感覚の気づきが起き、、。

6回目、最終日を終えてからもまだ、いまだに
その小さな《気づき》がベストタイミングでやってくる。

この6カ月、振り返って確信している事は、恐怖の中から振り絞って出した勇気によって、新しい世界を知り、そこで、一歩一歩、真剣に、丁寧に、全力で《自分を表現すること》に集中したYSの時間は、確実に、《私の軸》を立て直す、大きな力になったという事。

また、この6カ月の旅のシナリオが、完璧で、これをどう説明したら良いか、なかなか難しいのだけど、、

とにかく、身体の全てを惜しみなく使って、喜び、様々な感情(ネガティヴなものも)を惜しみなく表現して、沢山の『知らなかった自分』に出会わせて頂いた旅だった。

排除しようとしていた存在が、実は自分を作るのに、とても重要な存在だった事、ワークを通して、腹に落とせた。

沢山のプロセスの中で、ここまで来れたのは、ワークを一緒に受けていた仲間の存在が大きい。

仲間がいたから、気づけた。
仲間がいたから、楽しかった。
仲間がいたから、《私》を知った。

思い出すだけで、胸がいっぱいです。
本当に、豊かな体験をありがとうございました!

また、新しい旅が始まりました。
私の後ろには、なんとも愛おしい道が出来ています。
最高の旅を続けていきます。