参加者の声【レゾナントWS 連続講座 2020 】女性という器を選択して生まれた奇跡
2019年末の新月の日。
新たな年の始まりとして、自分で自分を満たすることが出来、女性性を感じて受け取れる、自分を思い出すことを目的に、久しぶりのワークへの参加を決めた。
ワイエスのワークには度々参加することで多くの気づきと、じわじわくる内面の変化を楽しみながら参加してきた。
その中でもこのワークは「あ、こんなワーク、すごく求めてた」と思える内容だった。
私は子どもの頃から女であることをあまり受け入れて来なかったというか、女である自分は受け入れてもらえない、という観念が強かったのだと思う。
だから表面的には性差を感じさせないような振る舞いをしてきたところがある。その反面、女である自分を感じられる相手には依存的になってしまい、異性に対して、本当の意味での繋がりを感じたことがないまま、今に至っている。
そんな私がこのワークを振り返って思うのは、「人間」として生まれた存在の自己が「女性」という器を選択したことがどれだけ尊いことなのか、を自分自身の過去だけでなく、人類の歴史をも遡りながら再確認していった機会を与えてもらえたということだ。
ワークでは「女性である」とは何かを考えて突き詰めていくと、自分はもちろんのこと、周りの人たちの考えの多くが『観念的』であることに嫌というほど気づかされた。
そして、身体から「女性である」ことにフォーカスしたことは、これはまた面白く、人間が人間になった頃からを振り返り、メタファーの土偶や身体の一部を実際に形づくることで、客観的になれるだけなく自分は人間(女性)で在る、と真正面から受け入れることが出来たと思える体験をした。
またセルフケアについて学ぶ機会もあり、本当はものすごく知りたかったことなのに、何故か世間(特に日本社会)ではタブーとされているような深いところまで伝えてくれるワークは他にはないと思うくらいの内容だった。もっと早く知っていたらまた違う人生だっただろうな、と思うけど、私にとっては今でよかったかもしれない。
これまでの人生で少し後ろめたく感じてしまっていたような自分自身の性への認識も、これでいいのだ!これが素直なことなのだ!と全面的に受け容れるところまでようやく来ることが出来た気がしている。
また、2020年は意識の大変革の時であることを、ワーク初回(1月)にレクチャーがあり、ワークの最中に新型ウィルスによって世界が翻弄されながらも否が応でも変化が求められる事態となった。
このような中で同じ意識でいられる仲間がいることはなんとも心強く、精神的にも安定していられたのがとても有難かった。
こうして振り返ってみて、最初に掲げた目的は達成できただろうか、と思うと、一進一退をしながらではあるけど、自分の中にあるすべての要素に対して、良し悪しつけることなく、ただ在ることを認められるようになってきた気がしている。
私をこのワークに参加させてあげることが出来たと思えていることがとてもとても大きな気づきのだと思う。