参加者の声【生命の教室 in サンデールーム 2023】気付き
久しぶりに頭を使わずに感覚だけで絵を描いたり、初対面の人に自分の飾らない心の内を話したりしてみて、子どもの頃は当たり前にしていたことですが、いざしようと思っても、何を描いたらよいか、何を話せばよいか、余計な考えが次々に浮かんできて、なかなか手が動きませんでした。
大人になると頭でっかちになってしまい、いかに普段色々な打算や見栄や猜疑心などに遮られて、真っ直ぐな自分のきもちが分からなくなってしまっているのかを痛感しました。
頭でなく感覚だけで何かをすることがこんなに難しいのかと実感しました。
ですが、今回のワークショップや、その他の様々な出来事の相乗効果で、今までぼんやりとしていた”自分”というものの輪郭が少し見えてきたような気がしました。
また、それに比例して、周りの人のネガティブな感情や不必要な攻撃にも、少しずつですが、以前ほど影響を受けなくなってきました。
他にも、職場の上司や親など、私が今まで恐れてきた人達の中にも幼い子供の部分が見えるようになり、人を攻撃したり、高圧的な態度を取る人も、みんな自分と同じように傷ついていて、自分の心の中の弱い部分を、そうすることで必死に隠したり守ったりしながら生きているのだと気付けました。
私は子どもの頃から、親子関係はいびつでしたが運良く私をより良い方向へ導いてくれる先生と何人も出会えたり、逆に学校や先生に対して強い不信感を感じた経験から、将来は自分がそうしてもらったように、私も子どもを幸せな方向に導ける存在になりたいと思ってきました。
小学生から二十歳くらいまでずっと学校の先生になりたいと思っていましたが、高校で体調をくずし大学進学ができなかったことや、そもそもまだ二十年しか生きていない自分に、子どもたちに教えられることなど何もないような気がして断念しました。
ですがコロナや戦争で世の中が暗くなって行くにつれ、やっぱり子どもを守れる存在になりたい気持ちが強く出てきて、 その一歩として、まずは自分の中の今まで無視して、置いてきぼりにしてきた子どもの部分と真剣に向き合い克服して、本物の大人になりたいと思い、今回のワークショップに参加しました。
ワークショップの内容がとても濃く、スケールの大きな話だったので、まだまだ理解できていなかったりまとまっていないことも多いので、これから少しずつどこかで実感できたり、繋がっていくのかなと思うととても楽しみです。
素敵な機会を頂いて、吉田さんからもとてもパワーを頂いて、本当にありがとうございました。
またぜひ参加したいです。
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