参加者の声【テクニカル集中講座 アドバンス 2026】表現という魂の水場で
VOICE / 参加者の声
表現という魂の水場で
“外側のオアシスに内側のパワーを預け、「この水場で水を飲めたら普段は乾いていても大丈夫」としていたのは、救われるチャイルドの姿勢でもあったと気づきました。周囲を理想の救済者にするのではなく、私自身の内なる源泉と繋がること。生命の水源を誰かや何かに明け渡すことなく、表現をするひとりの大人として、この今という私自身の道を歩んでいきます。”
夏の終わりの8月末に行われたテクニカルアドバンスの合宿は、日常生活で変化が大きい時期に参加したこともあり、とても印象深いものになりました。
今回はいざアトリエでワークを始めると、思った以上に心身が疲れていることに気づいたり、だからこそ私も他の参加者も、今までどれだけ自身と向き合うために多大なエネルギーを注いで来たのか。そのパワフルさと研鑽への想いに気づかされました。
ワークについては、チームでの作品作りと、最終日の青空の下でのペルソナの仮面と詩のワークが特に印象的でした。
チーム作品では、私たちのチームのテーマは破壊神で、自分達の内なる暴力性や攻撃性について扱いました。
攻撃性を理性等によって抑圧しすぎたことによって、創造性も抑圧されているのではないか。
そういったことをチーム内で対話しながら、私たちは鬼という存在を表現した構成を創りました。
作品内のソロのシーンでは、私はワークを続けても思ったようには変わらない自分の嘆きなどを表現しましたが、実際には私はワイエスやワークに大きな影響を受けていて、体調が回復したり精神的にも大きなギフトをいただいています。
それなのに、ずっと変わらないように感じて辛く感じている部分がある。
燻った火をあえて表現して作品のシーンとして昇華できるか挑戦してみたのですが、その表現方法は、受け取る人によっては強く感じられるものだったと思います。なので今振り返ると、表現の仕方について思うところもあります。
でも、そのシーンを全力で表現させてもらえたことで私の中に、アトリエで表現できることが、普段の生活ではむずかしかったりすることに、思った以上に寂しさや切なさのようなものを感じているのだなと気づくことができました。
自分と向き合うというトンネルの中で、トンネル研究家かのようになって、いつの間にかそれこそが目的地かのようにしていた自分。
ずっとその場所に留まっていても愉しい時間を過ごせる。だからトンネル研究家で良いんですとする。
それが本当にしたいことなら良いですが、今回の鬼というテーマを表現したことで
「はたして、トンネルを研究することが1番の望みなのだっけ?そのために生きているのだっけ?」
という気持ちが露出していきました。
自分を研究する中でも、表現があり仲間がいて、灯りがあります。
ですが、自分と向き合うプロセスを経て本当の自分として生きること。
それが本来の望みだったはずが、向き合うこと自体が目的地かのようになり、向き合うことはするのだけど、羽ばたくことはどこか諦めているかのようになっている。
また、昨年からよく感じるようになったのですが、私は内側に痛みがあったがゆえに、特定の思い入れのある対象を過剰に理想化したりオアシス化しがちだったということにも、あらためて気づきました。
外側のオアシスの水場に、内側のパワーや生命力を投影したり預けたりしながら、このオアシスのおかげで私は楽しいし満たされる、とする。
まるで主権が外部にあるかのように。
私自身が「ワイエスという水場でたくさん水を飲めたら、普段は少し乾いていても大丈夫だ」と、どこかで感じていたことも、鬼の奥から浮上してきました。
そのあり方は、安心できる理想の親からの栄養があれば大丈夫だ、としているチャイルドの姿勢でもあったと今は思います。
私はこれらのプロセスを通して、オアシスがあることは素敵でありがたいことであると同時に、自身の内なる源泉と繋がることをもっと大切にしたいと思うようになりました。
周囲を理想の救済者、オアシス化するのではなく。
私自身が救われるチャイルドだけでいるのでなく。
それが正しいからではなく、お互いの存在が対等で自由であるためにも。
表現をする、ひとりの大人として生きるということ。
当たり前のことかもしれませんが、その基本的な出発点に、ようやく私は近づいてきているのだと思います。
いつも自由に表現できる人ではなく、疲れたり、怒ったり、失敗したりする只の人間として生きながら。
生命の水源を、誰かや何かに明け渡すことなく。
それでも空から雨を浴びるように、時にギフトやサポートを受けとりながら。
この今という私自身の道を、これからも歩いていきます。
そしてワイエスで出会えるエリさん達をはじめ仲間たちの、色とりどりの表現や真摯でまっすぐな眼差しに深い感謝があります。ありがとうございます。
この参加者が受講した講座
テクニカル集中講座 アドバンス 2026
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