参加者の声【Wonder Child WS 2020 vol.2 in 東京】人と協働する楽しさ
ワークショップにて、グループで新規プロジェクトを短時間で企画・プレゼンするというワークがあり、このときの経験が私の世界観を変えてくれるきっかけとなりました。
ワーク最中、企画段階で意見がなかなかまとまらず時間ばかりが経過してしまい、焦りからプレゼンを諦めかけていました。途中でエリさんの説明が入ったのをきっかけに3人の意識が突然変わり、3人の中でスムーズに流れができ、私の中で何かスイッチが切り替わったのを体感できたことを覚えています。
ワーク直後はなんとか終わった安堵感が大きく、何が切り替わったのかわかりませんでしたが、人と自分に対して不信感がある私にとって、グループでの協働作業は怖いもので、実はチャレンジだったんだなぁと後になって実感しました。
その後、たまたま知人の仕事をお手伝いする機会があり、今までの習慣で自分に落ち度が出ないよう、失敗しない方法を予め想定し、臨戦態勢で行きました。しかしながら当日は想定外の展開になり、ストレスで心が閉じかけた瞬間、ワークショップでの経験を思い出しました。
「人を信じる、自分も信じる。コントロール欲求を手放して、自然な流れに乗ってみる」
あのときの良い流れを信じることで、ストレスなくとても楽しく仕事をすることができ、無事に終えることができました。
「人と協働する楽しさを体験できた!」
その経験が次への良い体験へと繋がりました。
いままでは失敗パターンを踏まえて、失敗しないように手堅く保守的になんとかやり過ごしていました。だから、人と関わらないで済む仕事を選び、人と関わる作業を最低限にし、一人で完結できるように人から仕事を奪って自分のできる範囲を広げるようなこともしました。そして、何度も何度も確認して神経をすり減らしていました。
だからいつも、人も自分も敵に見えて、魂を削るような働き方をしていました。
私にとって今回のワークショップは、人と楽しく協働できる成功パターンを作るきっかけになったように思います。
「失敗対策」から「楽しくやること」へと、フォーカスする視点が変わりました。人と関わることの「苦しみ」から「楽しさ」へシフトできた経験は本当にありがたいです。
同時に、「人と関わると面倒なことになる」「自分は人とうまくやれない」「自分にはコミュニケーション能力がない」などのいくつものネガティブな観念も少し薄まった感じがします。
おそらく今回の経験が、これからの未来をより良くしてくれる気がしています。気づきが遅くなってしまいましたが、本当にありがとうございました!