参加者の声【Wonder Child WS 2025 in 北軽井沢-The Neverending Story】擬態した私
「力があるのに、弱々しいふりしているのは何故か」
そんな言葉を投げかけられた。
その言葉を言われた後、私はふと気が付いた。
私が力の無いふりをしているのは、弱々しいふりをしているのは、そうする事で他人が助けてくれるかもしれないと思っているからだ。「この子は力が無いから仕方がない」と周りから思われたいのだ。
そうすれば助けてもらえるかもしれないし、何も出来なくても存在することを許される。
子供時代ずっと助けを求めずに、心を傷つけられることを我慢し続けてきた。
しかし私は高校時代、一度だけ解決しようと取り組んだことがある。私を無視する子に直接問いただしたのだ。「なぜ無視をするのか」と。しかし解決しなかった。周りにも相談した。一緒にいる友人や担任の先生に相談しても解決しなかった。今考えると、もう一つ選択肢があった。
そのグループから離れて1人になることを選ぶということだ。だけど私は怖くて1人になれなかった。私は無理にそのグループの中にいて、私自身が傷つくことを選んだのだ。
だから私は大人になっていつのまにか、人に相談することをやめて、弱いふりをする事を選んだ。
そうすれば他人は助けてくれるかもしれない。
だって、昔 相談しても解決しなかった。
だから色んな人に相談し続けることをやめたのだ。
そうしてるうちに私は人に相談するという発想自体無くなってしまった。ただ我慢し続けるのだ。
しかし弱いふりをしていても、殆ど誰も助けてくれなかったことに気が付いた。
助けてくれようとした人もいたが私はその助けを受け取らず我慢することを選ぶこともあった。
しかし、今回のWSのワークで私は自分がタフなのだと思い出した。
10分間私が王になり世界を自由に出来る、というワークの時のことだった。
私の中に溢れ出るような力強いエネルギーを感じたのだ。
そう、私の中には確かに強い力がある。だって私は何一つ違和感なく、堂々とした王でいられたからだ。
私は多分、基本的に強いのだと思う。
私は小学生の時から殆ど人と話していない。いつの間にか家族以外の人間と話すことをやめてしまったのだ。過去を振り返ると、カウンセラーの人に悩みを打ち明ける程度で、数少ない学生時代の友人と話す事といえば、お互い自身以外の人間の話だ。
お互いの周りにいる人間の話ばかりでお互い自身の事を全く話していない
その事に気がついて、その事を人に話したとき「歪な人間関係だね」と言われたのを強く覚えている。
ワイエスのWSに参加するようになって生まれて初めて「お互い自身のことを話す」と言うことを知ったのだ。
だけど40年近く家族以外の人間とまともにコミュニケーションをとっていない私は、他人と何の話をすれば良いのか分からない。周りの人間はどんな話をするのだろう、そんな事を考える。それを知ることが出来たら同じように真似したいと思う。全く同じように真似をすれば恥ずかしい思いもしないだろう。
私の人との繋がり方は、確かに小学生レベルだ。
私はもう40歳なのに、小学生レベルなのかと思うと愕然とすると共に猛烈な羞恥を覚える。
そんな事実に気がついた時、私は頭の中で言い訳を始めた。だって、あのせいだ、と。
仕方がなかったのだと思いたいのだ。
羞恥にまみれた私が、これから生きていく術は…
「恥ずかしいまま歩いていくよ!」
という私の内側から出てきた言葉だったりする。
私は今回のWSのドラマワークで閃いたのだ。
そう…恥ずかしいまま歩いてく。
今のところそれしか思いつかない。
ずっと恥ずかさを抱えたまま立ち止まっていたけれど、もうこの恥ずかしさを抱えたまま歩き出してしまおう。
今はそう感じている。
私は今回沢山のものを自宅に持ち帰った。アウリンのネックレス(私の場合、蛇ではなく虹だったけれど)とタイムラインを描いてて現れた稲妻の中を昇る青緑の龍(これはとてもお気に入りだ)、そして私の内側から生まれてきた2つの言葉だ。
ドラマワークの時に、私自身と私のインナーチャイルドを抱きしめながら叫んだ言葉。
「恥ずかしいまま歩くよ!」
そして最終日、お守りをエリさんから受け取った後に出てきた言葉だ。言う言葉をずっと決めていたのに、私がその時叫んだ言葉は全く違うものだった。
あの瞬間、私の内側の中心が一気に開いた。
そして、叫んだ。
「私だけが私を自由にする!」
と。
その全てを抱きしめて、今わたしはここにいる。