レポート【定期専修講座アドバンス2024】表現アートセラピートレーニングコース上級編 6ヶ月間

Advanced Masterclass | Retrospective Report

「表現者」として、存在の深淵へ。
超越と統合のアドバンス。

癒やしの探求を超え、自己と世界の構造そのものを脱構築する。
2024年10月から2025年3月にわたり開催された「定期専修講座 アドバンスコース」。
純粋な観察者としてエッジに立ち、大いなる矛盾(TAO)を生きる12日間の実践記録。

Program: Advanced Masterclass

Duration: 6 Months (12 Days)

Theme: Deconstruction & The Tao

The Climax of Advanced Study

Life is what you make it.

Photo: Atelier Y’s Advanced Archive

私たちはなぜ、自らの本質を覆い隠し、制限された物語を生き続けてしまうのか。基礎編で培った「自己である権利」を土台に、アドバンスコースではさらにその奥へ潜行。右脳の純粋知覚によるドローイング、写真と詩による視点の再編、深層感情の解体、即興劇による人生脚本の書き換え、そして光と闇の統合(タオ)へ——。表現者として、自己の限界を突破し続けた受講生たちの軌跡をお届けします。

Curriculum & Schedule

Session Schedule Theme Methodology
01 2024.10.26 – 27 知覚の脱構築 | 右脳ドローイングと観行スケッチ Art Meditation
02 2024.11.23 – 24 視点の再構築 | フォトアートリテラシーとリソース詩画集 Visual & Poetry
03 2024.12.21 – 22 音と冬至の新生 | 抑圧感情の解放と産声の統合 Sound & Voice Release
04 2025.01.18 – 19 身体のドラマ | 3ボディワークと生と死のボレロ Interactive Movement
05 2025.02.08 – 09 人生脚本の解体 | PAC理論と即興ドラマセラピー Drama Therapy
06 2025.03.08 – 09 大いなるタオへ | シャドウの受容と自画像アートブック Tao & Integration

Sessions Archive

Session I

2024年10月26日(土) – 27日(日)

知覚の脱構築 — 右脳ドローイングと観行スケッチ

「描くとは、完成した絵ではなく、ただ対象とひとつになるプロセスそのもの」

「思考の枠組み」を解体する知覚トレーニングから幕を開けた第1回。
手元を見ずに視線の軌道を紙へと直結させるカウンタードローイングや、対象のエネルギーそのものになりきる「Feel its(線になる)」の実践。
自らの内に抱える悩みのエネルギーを立体へ転写し、光と影の陰影を冷徹かつ慈悲深く写し取る「観行スケッチ」を通じ、左脳のジャッジが完全に停止する絶対的な静寂を体験しました。

Art Method

Pure Perception Drawing

対象と一体化する描線。認知の限定を越えた純粋な観察者の視点

Session 01: Right-Brain Drawing & Insight Sketch

Focus: Creative Drawing, Open Focus & Non-Judgment

Session II

2024年11月23日(土) – 24日(日)

視点の再構築 — フォトアートリテラシーとリソース詩画集

「自分が何にフォーカスし、世界をどう切り取っているか。それが人生のフレーミングである」

カメラを手に街へ飛び出し、自らの感覚(センシュアス)が惹きつけられる光景を切り取るフィールドワーク。
自身や仲間が捉えた写真と対峙し、湧き上がる直感を言葉へと昇華させる「フォトアートリテラシー」。
2日目には、他者から贈られた温かなリソースの言葉と写真を織り合わせ、生涯の拠り所となる「自己肯定のリソース詩画集」を制作。
自らの視点そのものが、世界を祝福するギフトへと変容していった2日間。

Art Method

The Resource Photo-Book

切り取られた心象風景と言葉が響き合う、世界で一冊だけのアートブック

Session 02: Photographic Framing & Resource Book

Focus: Art Literacy, Framing & Self-Compassion

Session III

2024年12月21日(土) – 22日(日)

音と冬至の新生 — 抑圧感情の解放と産声の統合

「葛藤のない無垢な声。吐く呼吸とともに、新しい生の産声をあげる」

1年で最も夜が長い冬至の節気。音楽の深淵に身を浸すドローイングと、暗闇のなかで灯火を見つめる黒円の瞑想から旅は始まりました。
自作の楽器と箱を身にまとい、日常で押し込めてきた4つの感情(罪悪感・恐れ・怒り・悲しみ)を全身全霊で放電。
古い感情を焼き尽くしたのち、横たわった身体から自然に漏れ出る「誕生の産声」によって、まっさらな命として再び息を吹き返した劇的なセッション。

Art Method

Solstice Voice & Rebirth

感情の殻を打ち破り、ひとつの大きな円盤へと解き放たれていく原初の生命力

Session 03: Solstice Meditation & Authentic Soul Voice

Focus: Emotional Discharge, Solstice Ritual & Rebirth

「表現とは、自分を守るための鎧ではなく、
存在のすべてを世界へと開け放つ跳躍台。」

Session IV

2025年1月18日(土) – 19日(日)

身体のドラマ — 3ボディワークと生と死のボレロ

「結界の中で人生を踊り、音楽とともに死を迎える。命はひとつの美しい軌跡」

舞踏の規律を取り入れた身体の浄化から始まり、思考・感情・身体・魂が葛藤し統合へと向かう「3ボディ・ワークアウト」を展開。
感情の川を流れる歩行を経て迎えたクライマックスは、名曲『ボレロ』による「生と死の舞踊」。
誕生から成熟、葛藤、そして音楽の終焉とともに訪れる静寂の死——。
自らの一生を身体で踊りきり、5次元の結界へと還っていった、魂の厳粛なる儀式。

Art Method

The Dance of Bolero

白と黒のコントラストのなか、自らの全生涯を踊りきり静寂へと帰還する瞬間

Session 04: Butoh Movement & The Dance of Life and Death

Focus: 3-Body Workout, Interactive Movement & Bolero

Session V

2025年2月8日(土) – 9日(日)

人生脚本の解体 — PAC理論と即興ドラマセラピー

「私たちは今まさに、魂がこの人生という舞台を演じている表現者である」

交流分析(PAC理論:親・大人・子ども)と家族療法をベースに、自らを縛り続けてきた無意識の「人生脚本」を客観視する試み。
4つのグループに分かれ、既存の観念を打ち破るオリジナルの即興劇をシナリオから共創・上演しました。
不条理や制限をユーモアと真剣勝負で演じきり、最後はすべての役割を解く「役割解除」を体験。
演じることを通して、現実の主権を取り戻していった鮮烈な2日間。

Art Method

Improvised Drama Therapy

自作の小道具と衣装をまとい、人生のパターンを軽やかに塗り替える即興演劇

Session 05: Transactional Analysis & Drama Therapy

Focus: Life Script Rewriting, Role Play & De-roling

Session VI

2025年3月8日(土) – 9日(日)

大いなるタオへ — シャドウの受容と自画像アートブック

「光と闇、美しさと醜さ。大いなる矛盾が存在しうる場所こそが、私たちの故郷」

鏡の中の瞳を直視し手元を見ずに描き留める自画像から幕を開けた、アドバンスのグランドフィナーレ。
激しい抵抗やモヤモヤを生む他者(シャドウ)を、自分自身の失われた一部として全体性の中に迎え入れる深いワーク。
生と死のレクイエムを経て、6ヶ月間の変容の断片を凝縮した「タオのアートブック」を完成させました。
すべてを肯定し、矛盾を抱えたまま完全であるという「TAO」の境地へと辿り着いた修了のとき。

Art Method

The Sacred Tao Book

自画像、写真、詩、そしてシャドウの統合を綴じ込んだ、魂の記憶の書

Session 06: Shadow Constellation & The Tao Book

Focus: Shadow Work, Tao Integration & Masterpiece Book

Voice of Participants

Next Edition

さらに深き、表現と探求の領野へ。

定期専修講座(基礎編)を修了した方のみが進むことのできる、
実践と脱構築のマスタークラス。
自らの限界を突き破り、アートと命がひとつに溶け合う場所へ。
次期アドバンスコースの案内をご希望の方はお問い合わせください。

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