いま とても 落ち着いている
いま とても 安心している
いま とても 楽しんでいる
これを書こうとしているいまのわたしは、こんなふうに感じています。
もちろん、楽しいことばかりじゃなく、瞬時に浮かびあがるいろんな感情に振り回されたり目の前の現実にじぶんの妄想を張りつけてしまったりすることもたくさんあります。
でも、それを違う視点から「こんなふうにいま感じていたのか、わたしは」とか「あ、これこれ!わたしの癖!相変わらずどんどん妄想ワールドくり広げてるわぁ…」などと、「俯瞰する目」がだいぶ養われました。
それは、今年 数々のアトリエワイエスの講座に参加できたからこそ。これまでの人生で、どこを切り取ってもこんなふうにじぶんの内面と向き合うために時間をかけて没頭したことはなかったでしょう。
今回は、参加した講座のなかから、テクニカル講座のことを思い起こして書きたいと思います。
テクニカル講座に参加する10日ほど前、わたしは主宰者のエリさんと北軽井沢のアトリエのテラスで ついさっき終わったばかりのセラピスト講座のフィードバックのお話をしていました。その中で、テクニカル講座が数日後にあるのだと知ります。内容を伺っているうちに、わたしは「これに参加したい!」と心底感じていました。直観的にいまのわたしに必要だということも…。
帰路、車窓から景色を眺めながら、どうやって家族に話そうか作戦を練っていました。すると「5日間も家を空けた」後に「また母親が家を空ける」ことに、「そもそも講座費用は支払えるのか?」と思考の中でモヤモヤがでてきました。
なので、すぐには伝えられずに迎えた数日後。「やっぱり参加したい!いまやりたいことだから」と子どもたちに伝えると1人の答えが「NO」。ああ、こういう流れなのか、「しかたない」「いまじゃないんだ」今回はさすがに諦めよう。そう思考では思いました。
今思えば、これが長年の癖です。
内側から沸き起こっていた「参加したい!」やりたいと思っている感情に蓋をして閉じ込めて、わたしの中にある「こうあるべき母親」という価値観を優先したのです。
それで、今度は「別の機会に別の講座に参加すればいい」と思考が話しかけ、じぶんを納得させようとしました。それでも、内側のモヤモヤは晴れませんでした…。そんなわたしの内側に気づかせてもらうあるきっかけがあり、「やっぱり参加する!」と強く思い、再び子どもに説明すると「もう行くんでしょ。決まってるんでしょ」と最初とは違う表情で快諾まではいかなくとも、「OK」をもらえました。
アトリエワイエスの講座は講座に参加する前からじぶんのワーク(課題に向き合う)がはじまっていると聞いていましたが、まさに!でした。
こうして参加することができたテクニカル講座ですが、「いま」参加するタイミングだったのだな、と終わってみて心底感じています。
アーカイブで残していただいた(マイキー、いつもありがとうございます!)じぶんのワーク(終盤に行うオリジナルのワーク)の映像を観たのですが、「これはじぶんなのだろうか?」というくらい普段は見えないじぶんの奥底に眠っている様々な感情があふれ出ていました。(言葉にするとなんだか軽い感じになってしまうな、と感じるくらい壮絶でした。)
それは、やはり5日間を通して、エリさんの言葉を聞き、言葉のみならずノンバーバルな部分で感じ、参加者の方たちと行う数々のワークやシェアリングを重ねるごとに「内側の声」「内側の変化」にぐんぐん敏感になっていくからなのだろうと感じます。
何種類かの講座に参加していますが、毎回新たな視座が獲得できるようなしくみになっていて、こちらも新鮮な わくわくした気持ちで参加することができます。
参加するたびに感じるのは、アトリエワイエスのみなさんのホスピタリティのすごさです。宿泊するお部屋からお風呂やトイレまで、ワークでへとへとになった心身が「ほっと」できるような環境を整えてくださっているのです。いつもと違った環境で、さらに初対面の人と過ごしているはずなのに、ゆったりとした雰囲気のなか、自分自身の内側と向き合うことができるのは、ここだけなんじゃあないか、とさえ思います。
この講座に参加した後、さらにじぶんの家が心地よくなりました。(半年前は、想像もできないくらい居心地が悪い家でした)それはきっとアトリエワイエスの講座に参加していくうちに、わたし自身がいままで作り上げてきた「こういうもの」という固定観念からどんどん解放され、自由に生きていいのだと体感できるようになったからだと思います。
ご縁があってご一緒できたみなさま、そして、エリさん、マイキー、エリコちゃん、心からの感謝を。ありがとうごいます!!
( 40代/教育関係 )