338

誰かに協力を求めるということは、依存とは違います。協力はその字が表すように、力を共に合わせるという意味です。つまり、協力は共力と書いてもいいのかもしれません。

共に力を合わせ、何かを成すことは、楽しいことです。だから、協力を求めることを怖れる必要はありません。そして、したくない時にする必要もありません。協力は自由意志の下で行われるからです。

協力(共力)は、成果の後に喜びや楽しさを生み出します。ぜひ、協力を惜しまず、楽しんでやってください。
それが、共生する世界を創っていきます。まず、はじめに自分自身と協力関係を築いてみませんか?

337

自分を見つめる勇気は何にも勝ります。
自分の弱さを認める強さが、自分の中にあることを思い出してください。自分の弱さを認める(受容する)自分は、自分を助ける自分でもあります。
心が折れそうな時、そんな自分を思い出してください。

336

人生を放棄して生きることはできません。
自分の人生から逃げることはできません。なぜなら、自分の内なるスピリットは、それを望まないからです。手を変え品を変え、取り組む舞台を作り出します。そのハプニングが「運命」と呼ばれるドラマを面白くしています。

335

人から嫌われる勇気を持たなくても、自分の意志を貫く方法はいくらでもあります。
人から嫌がられなくても、自分でいることはできます。そんなに気負わなくても、自分でいることを自分が赦してあげたらいいのです。

334

もともと、人から嫌われることを望む人はいません。人と協調することが人間の本能だからです。それでも、人から嫌われても良いと開き直る人は、好かれないことへの絶望感から、心がやさぐれてしまっているだけです。

そんな自分の殻に閉じ籠もっていても、心を閉ざしたままでは、その闇に光が当たることはありません。

333

人に好かれようと努力する必要などありません。もしあなたが人から好かれたいのなら、ただ、あなたが心を開き、人に興味を持ち、人を好きになればいいのです。
人は自分に好意を持つ人を嫌ったりしません。自分を理解しようとする人を遠ざけたりはしませんから。