784

愛して止まないもの、失いたくないもの、変わってほしくないものに人間は、執着してしまうものです。

しかし、この感覚は心配や苦悩を生み出しやすいのも確かですが、これを解放することにも苦労するはずです。

そんな時は、「執着」する代わりに、「感謝」を選択してください。

783

人や結果に期待すると、コントロール欲求とリスクが高まります。

誰かをコントロールしようとすると、欲求が高じて、思うようにならない体験や、イライラする状況に出会います。

そして、期待は裏切られるという観念を強めてしまうのです。

782

誰かを否定、批判しているとき、あなたは何かを怖れています。怖れていなければ、否定する必要はありません。

その人を心配しているとき、あなたは何かを怖れています。心配していることが起きることや、それによって被る被害を怖れています。

781

気分をより良い状態に保つことが大切な理由があります。

それは、気分が悪いと、「信じたくないこと」を信じてしまいがちで、気分が良いと「信じたいこと」を信じられるようになれるから。 「自分は幸せだ」「自分はもうダメだ」

あなたは、どちらを信じたいですか?
もしも、信じたくない方を選んだとしたら、あなたの未来はさておき、あなたが「たった今」ネガティブな気分になっているか、何かに抵抗している、ただそれだけです。

780

問題があるなら、それを「問題」だと考えている思考を解放し、無意識に起きている感情を解放し、その感情を引き起こしている心の底の欲求を解放することが大切です。

自分の中の停滞のエネルギーが解放されていくと、不思議に問題が問題だと感じられなくなるのです。

779

「怒り」の根本は「怖れ」であり、「無力感」です。
この無力感を感じたくない感情が「怖れ」を生じさせています。
怒り自体はエネルギッシュな感情なので、これに火を付けておけば、無力感を感じないでいられるのです。

しかし、あなたは本当に自分を「無力」だと思いますか?

もしも、それが観念(思い込み)だとしたら、その観念を解放しないで、これからの人生を生きたいと思いますか?