749 喧嘩両成敗と言われても、喧嘩している人同士にとっては納得いくものではありません。しかし、喧嘩や対立は、双方が自分の言い分しか見ていない現象で、どちらも正義を振りかざしているから起こるのです。喧嘩を勝負と捉えると、勝ち負けが発生しますが、両成敗ではなく、両方が勝つ方法を考えたほうが、お互いが幸せになれそうです。
748 頼まれて嫌々引き受けるのも、頼んだことをやってもらえない不満を言うのも、気分を停滞させるだけです。頼まれてばっかりの人は、たまには頼んでみましょう。頼んでばかりの人は、たまには頼みを引き受けてみてください。
747 やりたいことでもなく、やりたくないことでもなく、やらなければならないことでもなく、やるべきことでもなく、今、いる場所で、出来ることだけに意識をフォーカスしてみましょう。それに気づいたら、何も考えずにやってみましょう。
745 赤ん坊の頃は思考などしなくても生きていたのですが、物心がつくと、分別を知り、ジャッジがはじまります。そうすると、世界の面白みが半減してしまいます。安心も激減し、退屈を知りはじめ、競争が始まります。もう一度、子供の意識に戻るためには、言葉や思考を手放して、世界をあるがまま、観てみることです。大人となった今では、それは退屈な作業かもしれませんが…。
744 私達が日常、どれほど思考を使って生きているのでしょう?恐らく1日の大半を思考しているのに、それに気づいていません。知らないうちに、思考によっていろんな判断が行われ、無意識のうちに行動しています。ついには頭が疲れ果て、頭痛で何もできなくなるか、眠ることによって、思考はようやくシャットダウンします。