684

自分が自分を嫌うのは、それなりの(エゴの)理由があります。

しかし、どんな理由にせよ、自分しか存在しない世界で、自分を排除するのは考えものです…。

自分と対立するのを止め、和解する手段を考えてみてはどうでしょう?

683

すべての思考や観念は過去のデータに基づくものです。
ただ、感覚に寄り添ってみてください。感覚の変化を感じてください。

その先は必ず自分の本質に繋がっていますから。

682

誰かと対立しているのだとしたら。
それは、あなたが内なる歪んだ自分を見捨てている証拠です。

「そんなはずはない。この人は間違っているから…」というエゴは、本当の自分に気づくことを怖れています。

しかし、本当の自分とは誰でしょう?
それは、歪んだ自分でもなければ、それを批判する自分でもありません。

本当の自分とは、あなたが思うほど悪いものではありません。

 

681

どうして他人を変えようと思うのですか?
自分が自分を変えることさえ簡単にできずにいるのに…。

どうして人に文句を言いたくなるのでしょう?
自分が文句を言われたら心地良くないことを知っているのに…。

680

誰しも、自分のことを振り返ったり、見つめたりすることなど、楽しいと思わないかもしれません。

自分の在り方を見つめ直すことは、まるで、自分の粗探しをしているような気分になるからです。

でも、本来、自分を見つめ直すことは、自分を改めるためにするものではなく、自分を苦しくさせている思い違いに気づくためにするものなのです。

679

今出来ないことをやろうとしてもがいていませんか。

そんな人は、今出来ることを見過ごしているか、今出来ることをやらない言い訳にしているのかもしれません。