誰も過去を経験したことがなく、また誰も未来を経験したことはありません。
過去と未来はいつも「今」のなかにイメージ（記憶と予測という概念）として存在しているだけだからです。
今以外を経験したことはあるでしょうか？
あったとしたら、あなたはタイムマシンに乗ったということです。

「急ぐ」ということは、「早い」ということとは異なります。急ぐ時、その人は何かを怖れています。
「急ぐ必要がある」と思い込んでいます。
「急がないと・・」と思ったとき、一度深呼吸して、急がないと起きてしまうかもしれない恐ろしい出来事を、おもいっきりイメージしてみましょう。
そうすると、面白いことに今やっていることに集中できて、想像していた以上に「早く」終わらせることができることがあります。

葛藤とは、拮抗（対立）する問題があるというよりも、ある欲求に対し、それを阻む考えが生まれた時（瞬間）に起こる状態のことです。

興味の無いものを、理解しようとしたり、上達しようとしても、あまり上手く行きません。
だって、興味が無いんですから。
それより、興味が涌くもののフォーカス（時間を費やす）のはいかがでしょう？

感謝とは感情です。それは、「涌いて来る」ものであり、「する」ものではありません。
もちろん「しなくてはいけない」ものでもありません。
しかし、感謝にいたる思考というものはあります。

人は「自分が理解できないもの」「解らないもの」を【悪いもの】というレッテルを貼って否定や批判をしたがるものです。

もしも、あなたが何かを必死に否定・批判していたら、自分が理解出来ないものを怖れて吠えているだけなんだなあ…と想像してみてください。