526

居場所とは、人から与えられるものではなく、自分で主張するものでものなく、自ら整えるものです。

物理的な居場所も、心的なそれも、自らが権利を自分に許可し、他者と合意し合い、協力し合いながら、創り出して行くものです。

525

人との関わりの中で傷つき、出来てしまった思い込み(観念)は、ふたたび人との関わりの中で書き換えて行けるものです。

524

ネガティブな感情は、否定的な考えによって生まれます。
感情が悪者ではなく、そんな考えを生み出した経験がくせ者です。
それなのに、人間は、湧いている感情に踏みつけたり、相手にぶつけたりしています。
しまいには、ネガティブな感情を殺そうとしてしまいます。

523

人の話に耳を傾けることは大切です。
しかし、それはすべてを鵜呑みにするということではありません。

相手の意見と同様に、自分の意見にも耳を傾けてください。相手の話も聞かず、自分の心の声も聞こえない時、人間関係は困難なものになります。

522

起きている出来事に抵抗すればするほど、事態は悪化し、ドラマは深刻な局面を迎えます。
エゴがお決まりのワンパターンなシナリオを書く度、飽きもせず、読んでは落ち込む自分。
出来事はさらに悲壮感に満ちてきます。
もしも、あなたが苦しみたくないのであれば、一旦ドラマを見るのを休憩して(コマーシャルの時間が来たと思えばいいのです)、一息ついてくだい。

521

人に否定された時、誰でも緊張し、無意識に自分を守ろうとします。
人に否定や批判されたことを、もしも傷ついたり、嫌な気持ちになるとしたら、あなたはそれを内面で認めているということです。
つまり、相手の意見や視点に合意しているということです。
誰かの意見は一つの視点であり、真実ではありません。