514

物事に既成の意味があるわけではありません。
これが、大切、これが正しい、この方が役立つ、歴史がある、どこかで高く売っていた、世間で流行している云々。
物事の意味や価値は、自分で意味を見いだし、意味付けしていくものです。
※意味は勝手につけてかまいません。誰もそれに文句をいう権限はありません。

自分が意味を見いだし、それそのものに価値を見いだすことができたなら、ラッキーです。
行動する動機付けになるのですから。動き出したら、後は上手く行きます。

513

失敗してもいいじゃないですか。もう一度やり直せばいいのです。別のやり方を探せばいいのです。

失敗しないで、何事も起こらないように用心して生きる人生のほうが(スピリット的には…)失敗しているように見えます。

512

何かに興味を持っても、いろんな理由をつけては、真剣に取り組むことをしなかったり、始める前に諦めてしまうことがあります。
チャレンジしたいという意欲が湧いても、失敗したり、落胆することのほうに注意が向いてしまうのです。

それは、エゴの言いがかりです。そんな根拠のない忠告に耳を貸さないでください。
そして自分の意欲の火を自分で消さないでください。興味や好奇心、意欲は、自分を生かすエネルギーなのですから。

511

何かに夢中になったり、真剣に取り組むためには、大きな動機や意欲が必要です。
もしも、あなたが真剣に取り組む何かを見つけていないとしたら、それは自分の内なるパワー(意欲)を使っていないから。
もしかすると、あなたはその力を別の何か(例えば、怖れから抵抗したり、抑圧する)に費やしていることが多いのです。

根拠のない怖れから来る否定や抵抗のエネルギーをまず手放してください。
すると、不意に興味が涌いて来ることでしょう。

510

どんなことでも、真剣に取り組むと、面白さが生まれます。関わる前に、真剣に取り組む価値がないと判断してしまえば、楽しむチャンスを失ってしまいます。

509

「面白いこと」「楽しいこと」は、内容によって決まるものではありません。本質的に面白い状況が在るわけでもありません。

「面白さ」「楽しさ」は、自分のものごとへの関わり方によって決まります。