462

あなたが本当に満たされ、愛され、満足するためには、まずその内なる存在と繋がらなければいけません。その存在のことを信じ繋がることが出来れば、あなたはもうこの世のことを思い患うこともなくなるでしょう。

461

あなたが出会いたいと思う理想の人は、今もあなたを心から愛し、守るために待っています。
その理想のパートナーとは、内なるあなたの源です。
その存在は、あなたが「誰か」に求めるすべての要素を持ち、すべての条件を満たしてくれる人です。

460

虎の威を借りたり、猫の皮を被っているのは、等身大の自分ではありません。自分のたった今の身の丈、有り様を知ることはとても大切です。それが出来ないと、どこに向かって成長していったらいいのか、解らないからです。

自分が誰で、どんなことが好きで、何が出来て、何を成長させようとしているのか?今の自分が着ている袈裟が大きすぎるのか、またはもう窮屈なのかは、在るがままの今を見つめるしかありません。

さあ、勇気を出して、今の自分を認めてください。

459

変化を怖れていると、変化は内的ではなく、外的にやって来ます。それは、良い変化もあるかもしれませんが、人間にとっては、やっかいに感じる状況が多いようです。
病気、天災、突然の仕事の移動、人間関係の変化など、起こることがネガティブであればあるほど、人はようやく自分の内面を見つめ始めます。外の出来事に目をやることが苦しくなると、内面を見るしかなくなるからです。

そのようなネガティブな変化が外的にやってくるのを避けるためには、そうなる前に、内的な変化(気づき)を求めるほうが、実は楽な方法なのです。

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「気づきたいこと」と、「見たくないもの」は、表裏一体だったりします。気づいて、変化したいけれど、それを認めるのは怖い…。そうやって、やがて変化することにも抵抗し、現状を維持することに全神経を注いで生きるようになります。

それは、とても抑圧的で抵抗のエネルギーに満ちた生き方なのですが、毎日やっていると慣れてしまって、自分でも気づかなくなるものです。

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一旦、雑多な情報を整理できると、自然に自分で必要な情報を選択できるようになります。すると、自分にとって有効な情報、気分が良くなる情報、助けになる情報が見つかるようになります。

ただ、それも適度が大切。一つ入れたら、それを消化する時間を持ちましょう。そして、たまには、だれかとその経験をわかち合ってみましょう。それは、つまり情報をただ、鵜呑みにするのではなく、自分の中で響き合わせ、そして誰かと響き合わせてみることで、腑に落ちていく場所が見つかるからです。