目覚める惑星(前編)

羽織っているものをすべて置いてくれば良かったと悔やむほど、真冬というのに久高に渡る船の上で感じた日差しはカラカラと熱く…。 おととし、はじめて島に向かう日の暑さや、今は逢わなくなった人たちのことをぼんやりと思い出していま…

目覚める惑星-夢の終わり(後編)

※前編の記事はこちら 久高から沖縄本島に戻ると、がらりと空気が変わるのがわかります。 たった5キロほどの距離が、まるで異次元から戻ったような気がするのは、私だけでしょうか…? 久高からついて来た雨雲に追いたてられるように…