変容する自己

立春を少しばかり過ぎた日の朝、次男が大学の卒業式に出かけて行きました。 フロンティア精神あふれた芸術家肌の兄を追いかけるように同じ美術の道に進み、念願の芸大に合格したのは東日本大震災の直後でした。同じ春の日の埃っぽい風を…

苦しむ自分へ

壁にぶつかり、戸惑うとき。 大切なものを失った時。 背負いきれない思いが溢れてくる時に、できることは何だろう? あまりに、絶望が深く光が見えないとき。 誰かに助けさえも求められなくなるとき。 そんな時が人生の節目にやって…

目覚める惑星-夢の終わり(後編)

※前編の記事はこちら 久高から沖縄本島に戻ると、がらりと空気が変わるのがわかります。 たった5キロほどの距離が、まるで異次元から戻ったような気がするのは、私だけでしょうか…? 久高からついて来た雨雲に追いたてられるように…