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自信をつけるためにはどうしたらいいか?と多くの人が悩んでいます。

自信とは、つまり自分を信じることなのですが、そのためには信じる根拠が必要だとエゴは考えます。「お前を信じてやるから、証拠を見せてくれよ」と冷ややかに笑います。

エゴを納得させるためにできることとはなんでしょう?
それは、自分の限界を超える経験をしてみること。どんなに頑張っていても、いつもの自分を枠を越えないと、自分は拡張していきません。

苦手なこと。やったことが無いこと。達成したことがないこと。自分にはハードルが高いと思えること。馴染みの無いこと。気後れして遠巻きに見ていたこと。人には出来るけれど、自分には無理…と思っていること。棚上げしているあれこれ。

自信の持てない事を簡単なところから手をつけてみると以外なことに気づきます。やってみたら、そんなに難しくなかった…と。そんなことから、気づくと自信がついてくるのです。そう、自信とはつけるものではなく、ついてくるものなのです。

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自信をつけるためには、不安なことに挑戦するのが一番です。不安を感じるのは、それが自分の限界だと決めつけているからです。一度、その限界を超えてみませんか?

苦手なことに取り組んでみてください。やれなかったことをやってみましょう。
それは、あっけなくクリアできるものなのです。その時、はじめて自信がつくことに気づきます。怖いものから逃げていたら、いつまでのあなたの限界は拡がりません。

さあ、公園の砂場から出て、旅にでてみましょう。

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あなたが今出会っている人は、あなたが引き寄せた人間関係です。どんな出会いであろうと、どんな人であろうと、すべて機会(チャンス)に恵まれて出会っています。

どんなにその人が酷い行いをしても、喜びをもたらしてくれたとしても、誰もがなにがしかの気づきをあなたに与えてくれるのです。それに感謝したからと言って、その人に一生恩を感じる必要はありません。ただ、「ありがとう」といういう言葉を心から贈るだけで良いのです。

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頭とは、出来ない言い訳を考えるためにあるのではなく、どうしたら出来るか考えるためにあります。頭を使ってください。本を閉じて、PCを消して、自分の頭で考えてみましょう。

あなたの思考の中に涌いてきた前向きな答えは、かつて誰かが教えてくれたことであっても良いのです。誰のアイデアであっても、あなたの中から涌き上がってきたものは、あなたの考えです。

あなたの源の泉から、あなたを肯定的な気分にさせる答えをくみ取ってください。考えをひねりだそうとする必要などありません。リラックスして、良い考えを探してみる習慣を作ってください。

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最悪の自分をただ在りのまま、受け入れてあげてください。それは、開き直ることではなく、真の安堵感を受容するということです。
自分が自分のすべてを受け入れられていない時、あなたはいつも自分を攻撃する人を引き寄せ、守ることばかりで意識が一杯になっています。そんなスペースがない気分のまま、在るがままを愛することなどできません。

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「あなたは誰ですか?」
あなたはもしかしたら自分の名前を思い浮かべるかもしれません。

しかし、「あなたはその名前を授かる前は、誰だったのでしょう?あなたはただの肉体ですか?」
だとしたら、あなたの肉体が生まれる前や、死んだ後はあなたは居なくなってしまうのでしょう?

「肉体が無くなって、すべてが無くなるとしたら…あなたは、誰ですか?」
すると、あなたはこう答えるかもしれません。
「私はこの肉体であり、心であり、魂です。」
だとしたら、あなたはそのうちのどれか一つ(誰か?)ではないのかもしれませんね?つまり、自分はそれら存在のすべて(源)だと言えませんか?

もしも、あなたが存在のすべて(源)なのだとしたら、何故この世のあれこれを思い煩うのでしょう?