145

思考を止めるのが難しいと感じる時、無理に考えることを止めようとする必要はありません。(止められない葛藤を産み出すだけです…)思考が悪いという観念を手放し、肯定的な思考に切り替えるだけで良いのです。

単純に、否定的な思考を意図して肯定的なものに変える事で、気持ちは軽く明るくなるはずです。
気分が塞ぐ時は、つまり否定的な思考が活発に働いている場合が多いのです。

144

今、何を感じてますか?それを言葉にする必要はありません。ただ、流れるままに感じてみましょう。

143

緊張することは、それ自体悪いこととは限りません。大切なのは、緊張している事に気づき、必要な時に弛めることができればいいのです。緊張と緩和はリズムを創り出します。
緊張したら、したまま硬直してしまうことや、緩んだら、緩みっぱなしが、滞りを生む出します。

142

自分を成長させ拡大させるためにワクワクしている時は、自分と自分の人間関係において、不要な摩擦や葛藤がなく、すべてと調和しています。反対に、快楽のワクワクは、自分の中に罪悪感などの葛藤を産み出し、身近な人間関係を壊し、果てに自分を破滅に追い込みます。

もしも、あなたがやっている行為が身近な人を心配させたり、苦しめたりしているとしたら、もう一度考えなおして見てください。

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「ああなりたくない」「もう、こりごりだ」と思い知って、行動を変えるよりも、「もっと、こうなりたい」と思って行動するほうが、物事はスムーズに行きます。
それはつまり、やり方を変えるのではなく、在り方を変える方法です。

うまく行かないやり方を変えるのではなく、うまくいかないと信じ込んでいる古いパターンの自分の在り方を変えることが役立つのです。

140

肯定的に生きるということは、自分の苦手なことや、困難を避けて通るということではなく、どんなことにも創意工夫の心で、取り組める姿勢のことです。
もしも、すべての困難から逃げて、苦手な人やモノを遠ざけていると、最終的には、自分の殻の中にしか居場所を見つけられなくなるでしょう。

しかし、ここで誤解をしないように注意してください。
困難なことや、気に入らないことを我慢するという意味ではありません。もともと、困難な事や、嫌な場所、人など存在しません。
退屈な状況や人や物があるわけではありません。

そう感じる時は、自分が何かに抵抗し、受け入れられない意識で居ることに気づくことが大切なのです。