121

<小さい自分>が現れたら歓迎してあげましょう。
彼らを蔑んだり、恥じたり、叱ったりせずに、存在を求め、受容するためのレッスンを始めましょう。
同時に、彼らを在るがまま受容している最高の自分、<大きな自分>が存在してくれている事を思い出しましょう。

120

「豊かさ」は、「無い」のではなく、「無い」という思い込みによって、見えていないだけなのです。
「豊かさ」を貯金通帳に刻まれた数字なのだと思い込んでいると、面白みの少ない人生を送ることになりそうです。
「豊かさ」とは、守らない心であり、受け取る心であり、与える心そのものです。

119

自分の内なる源は、すべてを有する豊かさのシンボルでもあります。自分の中の豊かさを認めるという事は、同時にすべての人々の中に同じ光を見いだすということになるのです。

118

相手を甘やかすということは、相手の力を疑い、憐れんで助けることで、自分の力で相手を束縛し、コントロールしようという魂胆が潜んでいます。
誰かを甘やかすということは(自分に対する甘やかしも含めて)相手にとっても、自分にとっても、ダメージになります。

117

自分を愛する以外にやるべき事などあるのでしょうか?
「自分を愛する」ということは、自分を甘やかすことでもなく、箱の中に閉じ込めて守るのではありません。

自分の力を信頼し、尊重し、その価値を認め、自分の創造物(現実や関わる他者も含めて)の「在るがまま」を認めることなのです。
それ以外のことは、取るに足らないことです。

だから、そんなことで悩まないことです。

116

私達は、あらためて振り返ると、いつも何かを怖れ、見ないように避けて生きてきているような気がします。
一見平和で、幸せのようでいて、だんだんと幸せのふりをしていることが辛くなります。それでも、それを気づきたくないエゴの下で甘んじていることが安全だと錯覚しているのです。
いったい私達はいつこのゲームを終息させるのでしょうか?人生が終わるまえに目を醒ましませんか?