019

情熱を失ったということは、次なる未知の扉が開いた状況と同じことです。
自分の魂がそれを望んでいるからこそ、次への扉は開き、それまであった情熱は一旦、鎮火したのです。
そう思えば、それは一つのチャンスになりませんか?

018

いつしか「難しい…」「面倒くさい」が口癖になってしまいました。

それらの言葉は、限界を感じたときに、保留にしてしまいたいとき効果的な言葉です。ある意味マントラのように自分に強い影響(硬直という影響)を与えてくれるパワーを持っています。

しかし、それでは(硬直した)ミイラや鎖に繋がれた奴隷のような自分を選択するようなものです。

017

感情は正当化するものではなく、抑えるものでもなく、見つめるものです。
それは自分へのシグナルであり、気づきへのメッセージなのです。

感情が沸いたとき、すぐに反応したくなる衝動を抑えて、立ち止まってみましょう。
感情をじっくり観察してください。

どんな事が起こっていますか?
それはどんな強さで、弱さで、どんな音をたてて、彩りを放っているのでしょう?
あなたの世界はその時、何が起こっているのでしょう?

016

自分がパイプの様な存在だということも、実は幻想です。生命はエネルギーそのものであり、流れる変化そのものなのですが、それを頭で理解するのはやめましょう。

まずは、信頼することから始めます。最初はイメージだけでも良いのです。

自分が豊かな存在であり、豊かさをつねに表現(与えている)しているところを想像してみてください。

豊かさを宇宙に投げかければ、宇宙から同じものが還ってきます。これが循環の法則です。

与えれば、与えられるという、バランスの法則と似ています。

015

私達はもともと豊かな存在です。だって、循環フリーのパイプなのですから。
それなのに、そのパイプを自分で蓋したり、絞ったりしています。だれでもない、自分自身の恐れがそうさせているだけなのです。

その状態そのものがストレスを生みます。足りないという幻想を社会的に蔓延させる原因を集団で創り上げているわけです。

014

所有するという意識が足りないという意識を生みます。所有することは、エネルギーの停滞を生むのです。

人間は本来何かを所有することなどできません。所有することは、幻想にすぎません。

お金を持っているとしても、財布に入るのは限られているでしょう。
土地だって、手にはもてません。欲しいものをすべて手にすることなどできないのです。
肉体だって、生きている間の借り物のようなものです。死が訪れれば、この身体を返上するし、何一つ持っていくことはできません。(持っていっても邪魔なものばかりでしょうけれど)

ようするに、豊かさとは、イメージの中で循環するエネルギーのようなもの。人間は、そのイメージを受け取り受容するとき、瞬間的に豊かさを感じます。

しかし、その流れるエネルギーにしがみつけば、もっと欲しいという飢餓感に襲われたり、無くしたらどうしようという恐怖感も加わって、とたんに豊かさを感じられなくなるのです。