774 罪悪感は、様々な妄想を創造する最強のクリエーターです。罪悪感を抱えたまま、相手を見ると、皆自分に頼っていたり、責めたり、責任をとってもらおうとしているように見えるのです。事実がどうであれ、あなたが誰かの世話をしたり、責任を取らなければいけない理由はありません。
773 自分が出来る事を人にやってもらったり、自分がやりたくないことを人に押しつけて、それをやってもらえないと、不満を持つのが人間です。それが、「甘え」の構造です。しかし、人間はそれを甘えだと気づかれないように、おべっかを使ったり、威張ったり、弱々しく振る舞ったりして、演技力を働かせるのです。そんなことで努力するより、自分でやったほうが早くて楽なのにね…。(笑)
772 人間はいろんなものに執着します。物や、人や、状況や、自分の考えや観念、過去の出来事など…。しかし、すべての執着を手放したとき、あらゆる怖れから解放され、本当の自由と安心と、豊かさを手にすることができます。
771 正義はネガティブな感情です。正義は、物事を善と悪に二分する分離の意識だからです。それが、悪いわけではありませんが、正義心を抱えている人は、始終対立する相手(敵)を引き寄せるでしょうし、世界を分離させる手伝いをしているだけなのです。
770 ほとんどの怒りは、甘えか怖れから生まれます。もしも、あなたが誰かに不満を感じ、イライラしているのだとしたら、あなたは、その人に甘えているのです。どんな理由があっても、怒りを正当化することはできません。気づかなければいけないのは、思い通りにならない欲求不満から怒っていることや、その感情の責任を相手に押しつけていることだけなのです。