YSに出会って、表現アートに触れて3年目。
ファシリテーターを目指す講座は自分にはまだ早いという思いがありました。
事あるごとに感じる迷い、自分が置かれている立場と大切にしたい事のギャップ、目指す先が見つからなくなる焦り、日々の生活の中で私は喘ぐように求め続けていました。その時々の正解を。
いつの間に抱え込んだか巨大な怖れを抱きながら、信頼できる自分になりたい。決断できる自分になりたい。希望に満ちて日々邁進する自分でありたい、と。結局私が求めていたものは自分自身の軸だったのです。
迷った時に問うのは信頼できる自分でありたい。
揺れた時に戻る場所を自分の中に持ちたい。
このことを一連のワークで学び気付きました。
専修講座、セラピスト養成講座、インナーチャイルドワークにマインドデトックス。
それは自然な流れでした。絶妙なタイミングで自分自身と静かに向き合う機会を得て、そしてついに、このファシリテーター養成講座で体感覚として実感することが出来ました。
細胞レベルなのか宇宙スケールなのか、生まれる直前になくした記憶を思い出したような感覚でした。感動的でした。
この感動は、自然な流れの中、自分のペースで気づくように、ワークの中で的確に用意された様々な過程から導かれたものだったのです。
ファシリテーター養成講座を受けて、実際に自分でワークを組み立てたり提供したりしているうちに、改めて今まで受けてきたYSのワークの素晴らしい巧みさに感謝しました。
他のワークに参加している時とは違った気持ちでいたことも興味深く、招かれた人と招く人、招く人の一歩踏み込んだ能動的な姿勢が人と関わっていく上で大切なのではと感じます。
今回体験し学んだことが、日常の様々なシーンで通用する一番シンプルな姿勢として毎日に活かされています。
表現アートを提供する人だけでなく、全ての人に体験してもらいたい、「自他の感覚」です。
YSが好きです。YSのセンスが好きです。ここで出会った人との心の交流は、今まで認めることすらできなかった「恐るべし自他」を「愛すべき自他」に変えてくれました。私が求めていた何かは全てここにありました。
40代 女性/会社役員
■ ワークショップデータ