参加者の声【Tao & Tantra vol.2 in 鎌倉 2022】私が私のためにいる感じ

他人の言動を批判せず、他人と一緒にいるって、どういうことなんだろう?
「他人を受け入れること=自分が我慢すること」にならない在り方って、できるのかな?

そんなことに向き合っていた時に参加したワークショップでした。

テーマは女性性だったけれど、扱うのはネガティビティ。
でも「受け取る=女性性」と向き合うことは、受け取れないインナーチャイルド=「自分が自分に背負わせているもの」と向き合うことにつながっていました。

🎁「罪悪感は、それについて行動しないために自分で背負うことにした重さ」

🎁「“嫌だな”と感じるのは、あるものを受け取っていないから。受け取るというのは、あるものに感謝が湧いてくること」

🎁「“分かってほしい”と思うのは、甘え」

エリさんが伝えてくれる言葉たちはグサグサと刺さるけれど、どれだけのものを私が私に背負わせているのかを改めて目の前に出してみて、いつまでもそれを自分で握りしめているという事実に少し呆れながらも、本当にちゃんと私が私を受け止めてあげたいな、と思いました。

背負っているものを手放す、受け取っていない自分のギフトに気づいて受け取る。
それを互いに祈り、見守り合いながらできることは本当に暖かい祝福のようで、こわばっていたものが緩んで涙が溢れてきました。

私はワークショップの後の年末年始、3年ぶりに実家に帰って過ごしたのですが、ワークショップで受け取った感覚を忘れないようにと何度も自分と約束しながら過ごしました。

家族の人たちが大切にしている表面的な平和を崩さないために、「本当の私では彼らと一緒にいられない」と嘆いていた私。

今年はそんな私が私に寄り添って、今あることを受け取ってあげようと思いました。
不足を嘆くのではなく、この家族の中で沢山の感情を体験できたこと、そのおかげでワークを通してこの一年は私自身と再会して繋がることができたこと。

私が私をちゃんと受け止めてあげるから、家族にそれを望まなくて済むんだ…こんな風に感じられることはとても自由なことでした。

心の奥で感じている家族に対しての違和感を無視するでもなく、それを嘆いたり、罪悪感を持ったりするわけでもない。
自分がただ内側で起こっていることに対して“開いている”ことを心掛けるだけで、自分自身との信頼が生まれるような気がして、家族をジャッヂするのではなく、感じてみようとすることができました。

家族との関係ややりとりが変わったわけでは決してないのに、何かが確実に違っていたこの年末。
ワークショップで得た事を、実際にちゃんと体験する勇気が持てた、という自分の成長が素直に嬉しかった。

迎える新しい年はきっと、もう一歩踏み込んで彼らと関わってみようと思いました。
ありがとうございました!

image_print