去年のはじめ頃から、「色」に関する興味や探究がやってきて、オーラソーマや「色」に関係するワークショップに参加したり、今回のゲストの末永蒼生さんの著書を読んだりしていました。
アートリテラシー「色のことのは」に参加して最初はどんな事するのかな?という感じでした。
リテラシーは「読み書き」という意味。今回のワークショップは、「言葉」ではなく「色」を「読み描き」するのだそうだ。。シンプルなような複雑なような・・・。
今の気分を色で表すとどんな色?
内側から湧いて来る感情はどんな色?
ショートムービーを見た時に感じる色や、絵や写真を見て感じる温度や香り、普段、言葉にしないことをあえて言葉にする作業が思いのほか興味深い体験でした。
そうやって書き留めた言葉や色を眺めて、自分が何を感じているのか、求めているのかをさらに探っていく・・。
お互いに感じていることをシェアすると、皆が同じものを見ているのに感じ方はそれぞれ異なり、それぞれがまたユニークでおもしろい。
そして思考からではなく、感覚や感性から湧き出る言葉は決して表面的ではなく、後から読み返しても、しっくり、内側にしみこんでくるようです。
何かを観た時に感じて、それを自分の中で再構築する。それを自分なりに表現することもオリジナリティなんだということが実感できました。
今までは、「オリジナリティ」=「0から生み出すこと」と捉えていたのですが、何かを見たり、触発されたりすることで自分の中から生まれてくるものも「自分自身(オリジナリティ)なのだと気づき、その感覚を信頼し大切にしたいと思いました。
幾つかのワークを繰り返しながら共通して私の中から浮かび上がるキーワードがありました。それは「愛」でした。
それに気づいた時、胸(ハート)のあたりに温かいものがわきあがる感覚を今でも覚えています。自分の中心は「愛」なんだ・・・ということを再認識しました
同時に、人生を大海原に漕ぎ出す小舟の船旅だと捉えるとして、もし、嵐に出会って大変な航海になったとしても、戻る場所(自分の中心=愛)という指標さえわかっていれば大丈夫なんだと安心しました。
最後の日に、まいきーが一人一人に読んでくれたタロットカードのメッセージがそれとまったく同じ内容だったことも驚きでした。
「色」のリテラシー・・「色」を「読み描き」することで、こんなに深い体験できるとは思いもしませんでした。
感情にも色があること。
色にもエネルギーがあること。
末永さんの色彩心理に沿ったお話も自分の今までの体験と照らし合わせると、とても興味深かったです。
「色」の世界は本当に深い。
でも深いからこそ面白い。
もっともっと「色」の事を知りたい。感じたいと思いました。
REPORT
色のことのは~アートリテラシーと色彩の世界
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