参加者の声【絵が描ける脳をつくる in 北軽 2017】2回目の参加で気がついたこと

ドローイングワークショップに参加するのは実は2回目でした。
前に受けたのはもう5年以上前のこと、その五年前のワークショップでコップを描くワークが終わったあとにメンバーのみんなと分かち合いをする時間で大泣きをしたのをよく覚えています。

あの頃の僕は目の前のコップに向き合い「今ここ」の感情をきちんと味わえていたのだと思います。
目の前に存在するものをそのままの形で書きうつすことのできない、それは「悔しい」という気持ちで行動としては「泣く」という形で現れました。
でもワークが終わってから、絵を描く時間はとても少なくなってしまいました。
その時のモヤモヤがずっと頭の中に残っていて、ドローイングワークショップの募集があったときに迷わず参加を申し込んだのを覚えています。

しかし始まってからワークの説明が始まると、前回より難しい課題を出されるということで正直な話逃げたい気持ちしかありませんでした。
周りの人を見ても自分よりもずっとずっと絵がうまい人ばかり。
そんな中ワークショップが進んでいきました。

印象に残っているのは「私達は目で見えている事実をそのままの形で受け取ってはいない」というエリさんの話。
前回のワークショップでも同じことを話していました。その時に僕は「あの場所に戻ってきた」と感じました。

僕にとって絵を描くという行為は「恥ずかしい」
「こんなことをやっても嫌な思いしかしない。」
という自分の声と向き合うことだったのだと思います。

特に「測る」というワークでは周りのみんなにまったくついていくことができず、ひたすら自分が「できない」という気持ちと対面することになりました。
不思議なのは期限の時間内には完成させることができたということ。(つきっきりで見てもらった記憶はないのになぜでしょう?)

自分の自画像を見た時こんなふうに思いました。
2枚目の自画像もかっこいいけど、1枚目の「自分の描きたいように描けた自画像も好き」

5日間というとても濃密な時間の中で、自分の自身の中にある気持ちと向き合えたかなあ~って思います。
大切なことは自分の中に既にあってドローイングワークショップはそれに「気づく」時間だったのだなあ~って思います。

ワークショップ前に描いた自画像
ワークショップで描いた自画像

REPORT

【絵が描ける脳をつくる in 北軽 2017】
Drawingアートセラピー入門 Self Portrait ~真我を描く

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