参加者の声【インナーチャイルド Xmas特別WS in 鎌倉 2021】自分へのクリスマスプレゼント

「クリスマス特別ワークショップ」と聞き、子供の頃のクリスマスのワクワクが蘇り、「行きたい!」という気持ちで、すぐに申し込んでいました。学生時代から、クリスマスはバイトの稼ぎ時、社会人になってからは毎年関係なく働いていたので、クリスマスに踊らされている世間を斜めに冷静に観察しているうち、ワクワクした感情自体をスッカリ忘れていました。こんなに実はクリスマスにワクワクするんだと、正直驚きました。
申込み時から、私のインナーチャイルドと楽しみに待っていた、そんな今回のクリスマスのインナーチャイルドワークでした。

インナーチャイルドワークは2回目で、今回は、ワクワクしたチャイルドと一緒に、表現自体を楽しんだ、という感覚が大きかったです。

人生のタイムラインを描いたときに、2つの面白い体験をしました。
1つ目は、ネガティブな出来事を墨で描いたあと、ペアでシェアしたときに、気づいたことです。私は、ただ人生全般のネガティブな過去を思い出したわけではなく、主に今悩んでいるトピックについての過去を思い出して、描いていたということに気づきました。表現アートセラピーは、毎回、今このタイミングで解決したいことに、ちゃんとフォーカスできる機会をくれます。「やっぱり今回も来たか!」と内心ニヤリとしました(笑)

2つ目は、墨のあとに、ポジティブな感情をカラー着彩で描いた時、ものすごくワクワクがこみ上げてきて、「すごい!」と興奮しながら一気に描き上げたことです。まさに子供の頃に絵を描いていた時のワクワクと同じ勢い。墨の黒の上に、いくらでも思いつく限り、カラフルな着彩をするのが楽しすぎて。ただ面白かったです。どんな絵が出来るんだろう?と思いながら、創る楽しみを存分に感じられました。

このタイムラインには後日談があります。
通常ワークで描いた絵などは、描いた時点で用を果たしているので、ほぼ不要になり処分してきました。でも今回描いたこのタイムラインは、なぜか持ち帰って何日かした頃に、無性に飾ってみたくなり、壁に貼って見ていたら、「絵を描きたいな〜」という気持ちがむくむくと涌いてきました。そして、ひらめいたままに、大きな布を買ってきて絵を描くという、自分がこれまではしてこなかったことを始めました。タイムラインは、なぜかとても気に入っていて、まだ貼ってあります。毎日眺めているので、自分にとってのクリエイティブ活動の原点になりつつあります。

最後に作成したボックスも、とてもワクワクと無心で創り上げました。
海で材料を黙々と拾っている間、インナーチャイルドとポツポツ会話をして、波や空や鳥を眺めて、雪も降ってきて(!)、とてもいい時間でした。
桜貝を拾って、ウキウキしながら帰るなんて、子供時代に戻ったようでした。

チャイルドの自分にどんなプレゼントをあげたいかなぁ、、と妄想しながらの創作は、至福でした。使ったことがなかった画材を使ってみたり、いつもより思いつきで夢中で遊んでいる、そんな感覚で、あっという間に1日が過ぎ去りました。
クリスマスツリーの元に置かれた、参加者みんなのプレゼントたち。とても幸せそうに見えて、心が温かくなりました。

ただ家族みんなのことを大好きだった子供時代、安全な場所だった私の家というかつての居場所を思い出しました。この100%守られたような感覚を、心の柔らかい部分を、ただ感じていていいんだなぁ、と。これからも、いつでも、こういう感覚を体験したければ、また体験していけるんだよなぁ、創り出せるんだよなぁ、と。
今思い出しても、温かいです。

最終日のクリスマスパーティーは圧巻でした。さすがアトリエワイエスだなぁ〜と!期待を上回る感動をいただけて、とてもハッピーなひとときでした。見た目も華やかで、とても美味しいクリスマスディナー、謎に盛り上がった出し物?企画など、なぜか最後はみんなで熱唱(笑)、大人のクリスマスを楽しみきりました!

ワークだけではなく、ワイエスのみなさんの心尽くし、毎回美味しい食事や鎌倉の海を満喫できる滞在自体が、私への久しぶりの特別なクリスマスプレゼントになったなぁと、とても満ち足りた気持ち、エネルギー満タンで帰路につきました。
完全に、ぼんやりマイペースな子供時代に戻ったため、おかげさまで、初めて忘れ物をして帰ったほどです。インナーチャイルドワーク大成功!ありがとうございました。

image_print