表現アートセラピーに出会って初めてのクリスマス。私は、私のインナーチャイルドへのクリスマスプレゼントの気分で、このWSへの参加を決めました。
私はこれまでもインナーチャイルドに関するワークに参加したり、いつでも自分でつながっておしゃべりしてみたり、いろいろ取り組んできましたが、表現アートセラピーでインナーチャイルドを扱うことは、初めての体験でした。
1日目は、自分の内面に深く潜り、これまで抑圧してきた気持ち、私の中に眠っているどろどろしたもの、膿のようなものなど、たくさんの感情を見つめました。だいぶ癒してきたつもりでいたのに、まだこんなにもたくさんのネガティブな感情が出てくることに驚きながらも、そういう自分を認めてあげるような時間を過ごしました。エリさんのWSだからこその「安心感」のようなものが、自分の深いところまで潜らせてくれたのだと思います。
ロールプレイでは、チャイルド、アダルト、傍観者という3つの立場を体験するのですが、一緒に組んだメンバーは、みんな似たような性質をもっていて、どの立場をやっていても、自分に返ってくるものがありました。メンバーの組み合わせは偶然なのだけれど、いつも必然のように思います。ひとりでなく、誰かがいてくれることの、ちからを感じます。
2日目は、インナーチャイルドへのギフトをつくりました。大人になってから、100%自分の好きだけで何かを作る経験って、ほとんどしていないのだなぁと思いました。何色に塗ってもいい、何を書いてもいい、何を入れてもいい。そんなギフトボックスづくりは、わくわくしかありませんでした。無我夢中でつくっていたら、あっという間に時間が経ちました。作り終わる頃には、心がよろこびで満ち溢れていました。
本当に無我夢中だったので、作っている最中はインナーチャイルドと対話している感覚すらなかったのですが、制作を終えてみると、たくさんの気づきや感情の変化が起きていました。今振り返ると、きっと、対話以上に、つながれていたのかなと思います。
今回のWSからもらった一番のギフトは、「私は私のことが大好きだったんだ」と気づけたこと、そして、そのことを認められたことです。この気持ちを認めてから、子供の頃は感じていただろう「全能感」を取り戻しました。私にはなんだってできるし、何が起きても大丈夫。そんな心持ちで生活することができるようになりました。私にとって、これはとってもすごいことで、この世界の見え方がまるっと変わってしまったような気さえしています。
2021年の終わりをこのように迎えられたことは、2022年もがんばれよ〜という天からのエールなのかなぁと思います。
そしてWSの内容もさることながら、クリスマスディナーがほんとうにあたたかくて、とびきりたのしい、とびきりおいしい!!!愛に溢れた人々とご馳走を前にして、真のクリスマスってきっとこういうものなのだと過ごした、最高の夜でした。
素敵な時間を、ほんとうにどうもありがとうございました。愛と感謝を込めて。