はじめてのアトリエワイエス北軽井沢。
まだ少し寒さの残る春のアトリエは、自分と向き合う最高の場所でした。
目の前には大きく広がる浅間山、すぐ隣の森には鳥や虫がいるのを感じられ、深呼吸をするだけで、スピリットや地球とつながれそうなそんなリラックスした空間でした。心から幸せだなぁと感じられる環境の中、1日目からビシバシと(笑)ワークショップは始まりました。
ワークショップはまさに、5日間をかけて自分と真剣に向き合うための合宿でした。
自分が作り上げてきた人生のストーリー(主には不幸なストーリー)やそれへの執着、今まで見たくないと思って目を背けてきた、怒り、恐れ、悲しみ、不安などといった感情や、様々なインナーチャイルドに5日間かけて、じっくりと向き合いました。
向き合った後には、過去のストーリーを手放し、インナーチャイルドと和解し、自分の『軸』とともに新しい人生を歩むと決意をして進んでいく、そんな体験ができたワークショップでした。
この5日間は、私にとって、例えると、”もう感覚が合わなくなった彼氏と別れて前にすすむと決意をする(でも未練タラタラで絶対別れたくない自分もいる!)”、そんな体験でした。
でも、最後のワークを終えた瞬間、「もう過去にしがみつくのはやめよう、これからは、”自分” として進んでいくんだ」という勇気とパワーが宿るあつい感覚を体の中から感じたのが印象的でした。
自分のストーリーや感情、インナーチャイルドと向き合うことは、直視したくなかったことなので、すごく勇気が必要でしたし、すごくパワーを使いました。
でも、本当にこのワークショップに参加して、向き合えてよかったです。このワークショップで体験したことは、アトリエから帰ってきてからも、私の力になっていると感じています。
家に帰ってから現実の問題と向き合う時に、落ち込むこともありますが、以前と違って、「わたしは、チャイルドとともに、自分の軸を手に新しい自分の人生を歩むんだ」、こう決意し直しているからです。自分の人生や問題と向き合おうとし始めた自分がいることに驚いています。
もう一つ、このワークショップで私にとって、とても嬉しかった体験は、かけがえのない仲間たちと共に体験を共有できたことでした。自分の内面と向き合う作業も、一人でワークを行っていたのであれば、きっと勇気が出なくて、ちゃんと向き合えなかったのではないかと思います。
そしてもちろん、仲間も一人一人が真剣に自分と向き合い、自分の軸を手にして、新しい人生を歩む決意をしているのですが、仲間たちが本気で自分の人生に向き合う姿は、とても美しく、勇気をもらえた体験でした。さらに、みんなが一人一人の門出を本気で祝福し、応援している姿もそれはまた美しく、感動的で、勇気をもらえるものでした。
この5日間は本当に素晴らしい体験でした。そしてそのような環境を作ってくれ、見守ってくれ、大きく背中を押してくれたエリさん、えりこさん、マイキー、本当にありがとうございました!
(37才/主婦)