参加者の声【定期専修講座2023】綺麗な水に洗われたよう

見えない紐で、私はいつでも自分をがんじからめに縛って生きてきました。
自分よりまわりを優先しなければいけないし、自分を出さない方が傷つかずに生きられる、と信じてきたからです。

そんなふうにして何十年と生きてきたある時、私のどこかが「もうムリ」と呟いて、ぶっ倒れました。それでようやく気づいたのです。私にもどうやら心や魂というものがあり、それらがもう窒息寸前であることに。

ではどうしたら、自分で巻きつけたこれらの紐を、解くことができるのか?

そこからは様々な心理学やセラピーや啓発系の本を読み漁り、勉強しました。
そうやって模索する中、吉田エリさんが主宰する表現アートセラピーに、ある日出会いました。

私はその頃には既に知っていました。
私に必要なのは、私が私の表現を認め、尊重し、許可することだろう、と。
それは自分で決意してそうするしかないのだけど、人や場の力が加わったら加速するだろう、ということを。
更には、大事なことほど考えてもどうにもならないし、身体をもってして行動するしかない、ということも。

それら全てが、表現アートセラピーという未知の世界にはあったのです。

最初は見知らぬ人々と共にいること自体が、私にとってハードルの高いことでした。
ですがワークに取組むうち徐々にみんなのことがわかっていき、いつしか唯一無二の信頼関係が芽生えていったように思います。

まず、見守ってくださる主宰のエリさんの存在の安定感と説得力、シャーマニックな凄み。あれほど地と天に貫かれた、愛として存在する方を私は知りません。

このたびの専修講座の、それぞれにもつ壮大な物語を実感するよう仕組まれた、プログラムの構成や流れの力もみごとでした。
私たち一人一人が、人生という映画を創造する主であり星々である、とそれらは様々なかたちで教えてくれました。

今、私は素の私だった。解放されてた!とわかる瞬間も何回かありました。
そんな純粋に楽しいきもちは、子どもの頃以来でした。綺麗な水にふいに洗われたようで、私の魂は喜びに打ち震えました。
自分一人で意図して、あそこへは到達しなかったと思います。

仲間と共有する場の力は偉大でした。
あの一体感が、愛そのものでした。
私は深く癒され、元気づけられました。

このような機会を私に授けた私自身に、エリさん、スタッフの皆様、仲間として受け入れてくれたみんなに、深く感謝しています。

ありがとう。あなた達とワークすることで、この地球に生まれてよかったなあと、何度でも草原を駆け回る小リスみたいに嬉しくなりました。
またみんなに会えるといいなと、心から願っています。

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