久しぶりの北軽井沢のアトリエでのワーク参加。
マインドデトックスはエリさんの著書や他のワークでつまみ食い程度にこんな感じかな、とわかっているつもりでいましたが実はあまりよくわかっていなかったのだな、と参加してみてよくわかりました。実際にじっくりと向き合ってみると奥深いけどシンプルなものでした。シンプルとはいえ簡単ではなく、腑に落とせたと思えたのは、自分の思考やエゴの抵抗を超える体感の数々の積み重ねがあったからだと、今になって改めて感じています。
今回は手放したい感情や事柄がはっきりしていたので、それに集中して毎日のワークに取り組みました。私のテーマは「執着」「混乱」「プライド・正義感」「寂しさ・悲しみ」。
特に「執着」はとても重いエネルギーで、持っていると苦しいのに手放せないでいました。その上、感情に浸り込む癖も重なり、これらを足かせに自分の人生を止めていたのだと思います。
これらの感情に囚われていると本当に周りが何も見えなくなるのだ、ということをグループやペアワークを通して、何度もうんざりするくらい体感しました。
自分の居心地よい感情と悪い感情を確認出来たドラマワークはとても疲れたけど目からうろこで、後になってじんわり効いてくる感じです。
またペアワークでは私の分身=シャドーとも思える方と一緒になり、たくさんの気づきを与えてくれました。そして、感情は流すもの、という言葉を何度も実感する機会がありました。
感情を流して軽くすればするほど、心から素直な気持ちになれて、これまでになかった新たな視点が生まれ、新鮮な気持ちが入ってくるような気がしています。
それぞれの感覚を頭の分析ではなく身体で体感する連続のワーク。毎日へとへとでしたが、感情がたまると言われる胃や腸はすっきりしていました。だから美味しい食事を思い切り堪能できたのは言わずもがな…笑
ワークから帰ってすぐ、手放したものが目の前に現れたのは困惑したけど、手放したからこそ来てくれたんだな、という体験をしました。
そして約半月経って、日常に戻り、また感情がたまりつつあるな、とこれを書きながら感じています。一度デトックスしたらそれで終わりではなく、人間として生きていればためてしまうのは仕方のないこと。これも自分に許せるようになった新たな視点のひとつです。
日々生活の中でも「この感情があることを認めますか?」「手放しますか?」と今回のワークで身につけた方法で、もう一人の自分と対話しながらワークし続けます。そして、身体からのシグナルはとても素直なので労わってあげたいと思います。
今年は世界が大変革をせざるを得ないことが続いています。自分の中でも目に見える現実も意識の世界でも大きく変化しています。これからの世の中でワクワクを選択するためにもエネルギーを軽くしていくこと=マインドデトックスがとても大切なんだと実感できた体験ばかりでした。
このタイミングで機会を与えてもらえたこと、参加を決めることが出来た自分自身にも心から感謝です!
最後に…この感想を書いていて、すっかり「表現アート」のワークであったことが抜けていました(笑)それだけ私にとって「表現アート」が身近で当たり前になっていたのでしょうか…
持ち帰ることが出来る今回の作品のアイデアは本当にすごい!作っていてとてもとても楽しく、自分の感情一つ一つが愛おしく感じられるようなツールが出来上がりました!「表現アート」の可能性をまたまた垣間見てしまいました。。
本当にありがとうございました!!