「残りの人生を幸せに生きたい」そう強く願う一方で、私は機能不全家族のもとに育ったから、この先もそれに相応しい人生を送るしかないのかもしれない、どれだけ頑張っても不幸DNAからはどうせ逃れられないと、諦めの境地でもありました。
それに加えて人間嫌いが根底にあるため、講座で知らない人と数日間に渡って寝食を共に過ごすなんて無理かもしれないと不安を感じながらの参加でした。
マインドデトックス講座では、自分を不幸にするメカニズムを教えてもらい、不幸の連鎖は自分で断ち切れることを知ることができました。
今までは過去を想起して考えてばかりで、自分を幸せにする建設的な考えをできていなかったこと。
ネガティブな感情を免罪符にして、自分が不幸でいるメリットを享受していたこと。
被害者意識で甘えていたこと。
でもそれらは、幸せに生きるためにはもう役に立たないものなのだと自覚することが大切でした。
そして、自分を不幸にする要素を分析するためのツールを製作し、それらを使ったワークを通して、自分を幸せにするコツを身体で理解できた気がします。
それには、安心して気持ちを出せる仲間たちの存在やきれいな自然に囲まれた場所、毎食が楽しみになるほどの美味しい料理という環境が大きかったと思います。
普段は朝食を食べない生活なのですが、朝食が楽しみで目覚めるほど健康的な数日間を送れました!食べすぎてちょっと太りましたけど(笑)
当初心配していた数日間に渡る宿泊も、楽しい状態が続いてあっという間に過ぎ、帰り際には名残惜しいほどでした。
ワークショップ後の変化についてですが、最近は親への恨みを感じることが少なくなったように感じます。
また、今までのワークショップなどで自分が作ったものを見るのも嫌で捨てていたのですが、今回のワークショップで作ったカードは大切に使っています。
もしかしたら、自分を少し好きになれたのかもしれません。
あとは、ネガティブなことがあっても感情に飲み込まれる時間が短くなりました。
考えることをストップして、今の現状を身体で感じて上手に流すことの大切さに気付けたおかげです。
もしかしたらこんな私でも自分を幸せにできるチカラがあるのかもしれないと、自分を少し信じられるようにもなってきました。
自分を強固に包んでいた苦しみや哀しみが一枚ずつ剥がれているような気がします。
これからどんな人生を創っていけるのか、以前よりも明るい未来を描けるようになったと思います。本当に参加できて良かったです。ありがとうございました!