参加者の声【テクニカル集中講座2023】チャレンジできた自分にOK

表現することからは一旦距離を置こうと思っていたけれど、表現することで自分の内側の子が喜ぶことを、なんとなく知っていたので、思い切ってテクニカルに参加しました。

とはいえ、大勢の人と共同生活をすることや、他人と一緒に眠ることが自分にとってはハードルが高く、ワークショップで何かを得て帰りたい思いもやまやまでしたが、4泊5日を無事に乗り切ることが私にとっては大きなチャレンジでした。

まずは、そこにチャレンジできた自分にOKを出したいなと思います。

申し込んだ時は、ワクワクもあったけれど、やっぱり不安が隣り合わせで。

その後も、申し込んだはいいけれど、やっぱり自分には負担が大きい気がする。怖いから、止めておこうかと何度も迷いました。
初日も、新幹線が遅れたり、バスが大渋滞にはまったり。YSに着くまでに、一仕事終えた気分でした。

とーっても緊張していたけれど、初日の夕ご飯にビックリ!
こんなに美味しい美味しいご飯が食べられるなんて思ってもいなかったので、ただただビックリしていました。

沢山のアートワークをして、お腹ぺこぺこになったら、マイキーの心のこもった美味し~いご飯で心も身体も満たされる。

なんて幸せな時間なんだろう・・・と何度も思いました。

私はムーブメントが大の苦手だったので、今回どうなるかと思っていたのですが、いつの間にか曲と一緒に身体を動かしていたり、足でダンダン床を踏み鳴らしている自分に出逢い、正直驚きました。

あ~、全身で表現するって、なんて心地良いんだろう!
音楽を聴きながら、それを描くワークは本当に楽しくて、汗びっしょりになりながら、夢中になって描いていました。

楽しいだけではなく、色んな自分と向き合うことにもなりました。
それは辛くて苦しかったけれど、こういったワークショップだからこそ、自分と向き合える時間が持てたのかもしれないなと思います。

今まで自分は1人ぼっちだと思って生きてきていたけれど、いつも自分から心を閉ざしていただけなのかもしれない・・・。

自分から心を開いて繋がろうとすることが大切なんだということに気付かされた気がします。

そして、しょっちゅう“今ここにいなくなってしまう自分”もいて、「今ここに皆と一緒にいること」は、これからも私の課題だなと思っています。

私にとってテクニカルの4泊5日は、正直言って結構大変で、辛く苦しい連続でもあったけれど・・・集まった仲間の存在が、とってもとってもあたたかくて、尊かった。

そして、1人1人の表現が、とっても美しかったな~。

この場を創り出してくださったエリさん、マイキー、えりこさん。
スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!

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