心に残っていることは、ムーブメントです。まず、ペアの人とヴィッパサナボデイをしながら、感じるままに粘土を形作りました。
その時、手や足を何か両手で包み込まれている感じがして、四角い粘土の塊を丸い球にしました。
その後、粘土を片手に持ち、音楽を聴きながら粘土が動きたいようにムーブメントをしました。この時、初めて雑念なく自分の動作に没入できました。
過去に参加したワークのムーブメントでは、どのように動くのかよく分からず、他の人は何をしているかとか、自分はどう見られているかなどが気になっていましたが、今回は、体の感覚「包み込まれている」感覚、Holdされている感じを味わうことに集中できました。
他の参加者も一緒に踊っている中、ほとんど目をつぶりながら、しかも、ぶつかることなく、考えながらではなく、「粘土が動きたい」と感じられるように全身を伸び伸び動かして踊り、終わった瞬間に「やったー!踊り切った!」と感じました。スタッフの方も「すてきなムーブメントだった」と言ってくださり、世界中の愛に包まれているようでした。
自分にとって、3日目のこの「体の感覚」にフォーカスすること、そして、その感覚を味わいつつ体を動かすことが「内なる世界」に入る方法として合っていたのだと思います。
エリさんが言われる「全てのものは流れていく。だから、今の感覚、感情を味わい切る。そうすれば、消えていく」という教えを心に留めています。今までは、思いをどうしても抑圧しがちだったので、ストレスがたまったり、体調不良になったりしていたと思います。
自分の体の状態(疲れている、お腹がすいているetc.)や感情を大切にしています。その上で、体が気持ち良い状態、心がすっきりする方向に行動しています。
今回のテクニカル集中講座に参加したことによる大きな変化は、部屋の大片づけをしたことです。不要な物をかなり処分し、間取りも変え、何より裸足で過ごせるようにしたことです。そして、まめに床拭きをしてきれいに過ごしています。
ムーブメント以外にも墨絵や音楽を聴きながら絵に表現する、ドラマなどによって無意識の世界を楽しく冒険できました。
更に、ライティングとシェアリング、統合ワークでたくさんの気づき、自己肯定感、希望をもらいました。
スタッフの皆様、一緒に参加した仲間たちに心から「ありがとう!」。
夢は、表現アートセラピストになることです。まだまだ成長途上にある自分ですが、アトリエワイエスによる表現アートセラピーのダイナミズムと面白さに魅せられています。
これからも、どうぞ、よろしくお願いします。