日常と離れた場所で自分と向き合いたいと思い参加しました。集中的にアートセラピーを体験すると自分にどんなことが起こるのか不安もかなり大きかったですが、覚悟を決めて、えい!っと飛び込みました。
アトリエはとても素敵なところで、どこか遠い外国にいるような、よく知っている懐かしい場所に来たような、不思議な気分になりました。
5日間、五感をたっぷり使うワークを体験をする中で、本当に色々なことが起こりました。
日常をやりくりするために、知らず知らずのうちに感じないように切っていた感覚が、ワークを通して繋がったり。
それによって、忘れていたことをふと思い出して、「思い出したくない」と体が頭痛を起こして抵抗してきたり。普段やらないようなことを突然やりたくなったり。他にも言葉にしきれないたくさんの感覚があり、それはそのまま私の中に残っているように思います。
4日目の、全員の前で自分の人生を書き換えるワークは、とても印象的でした。
自分の発表で自分のためにしたことで他の人が共鳴して涙を流していたり、「自分の感情も表現してくれているように感じた」と言ってくれたことが、とても嬉しかったです。
他の人の発表を見ていても、自分だけが体験してきた感覚だと思っていたことが相手の感覚と繋がり、自分だけでは無かったのだと感じる瞬間も何度もありました。
人の感情や体験は深いところで繋がっているんだと実感して、そういうことを意識して人と繋がれたらいいなと思いました。
最終日に、ふと心にわいた「湯船に入るようにする」ことは今も続いています。湯船に入った方が良いという情報は山ほど持っていたけれど、忙しさや面倒な気持ちからどうしても続けられなかったのですが、今は、入りたい!と思って入っています。
自分と繋がった時にわいてきたことは本当に欲していることで、こうした方が良いとか悪いとかということを超えて、もっと鮮やかにしっかりと自分に働きかけてくるんだなと日々思っています。
かけがえのない体験と気づきをさせてくれた、エリさん、ワイエスのみなさんありがとうございました。ご飯もとってもおいしかったです!
(心理カウンセラー/女性)