このワークショップを受けて、4ヶ月経ちますが、今思い出しても涙が出てきます。
私は一般的に見ると、堂々としていて目立ちますし、自分の意見ははっきり言いますので、「意志が強い」「個性的」と言われています。
外国の方にも「日本人じゃないみたい」とよく言われるので、私は「自分を表現している」と【思っていました。】
でも、、、このワークに参加してわかったのは、私は常に「周りの期待」「周りの評価にこたえるため」「周りに喜んでもらうため」「好かれたいがため」に、『周りの目に作られた自分を表現していた』ということ。
これに気づいたときは、本当に言葉が出ませんでした。
あれだけ、意志が強い、自分を持っている。個性的。
と、言われ続けてきた私の人生。
蓋を開いてみると、「自分というもの」が全くなかったのです・・・・。
自分は
何をやりたいのか?
何が好きなのか?
何を表現したいのか?
全くわからない。
ただ、こうすれば周りは喜ぶ。
こうすれば、場が盛り上がる。
こういう表現の仕方をすると人は惹きつけられる。
そういう、意図的なものばかりで生きてきた自分を見たとき、私の今までの人生は、暇つぶしの人生だった、、、と、茫然自失状態。
それくらい、自分がわかったワークショップでした。
そして「本当の自分を表現して生きること」に私は怖れを抱いていることにも、気づきました。
自分を生きる。
自分を表現する。
って、そんな表面的なことではない。
もっともっと深く、精神的なことなのだ。
そんな大きな気づきを得たワークショップでした。
最終日は、表現アートで潜在意識を大きく動かしたので、気怠さ、眠気に襲われて、頭がぼーっとしていましたが、そこが過ぎたら、生まれ変わったかのように
とてもすっきりした記憶があります。
私は、本当の自分の姿を表現して生きる。
と、大きな決断をしたワークショップでした。
このあと、色々と人生が動いていきました。
(セラピスト/アーティスト)