VOICE / 参加者の声

真の名

"ワンダーチャイルドとは、傷ついていない子どものことではなく、傷ついてもなお、生きる力を失わなかった存在なのだと感じています。頑張りの奥で「さみしい。」と待っていた小さな子どもに出会うまで、50年以上かかりました。これから私は、頑張って愛される人生ではなく、ありのままの自分と共に生きる人生を一歩ずつ歩いていきたいと思います。"

ワンダーチャイルドのワークショップが終わってから、少し時間が経ちました。

ようやく、この体験が言葉ではなく、自分の身体の中に降りてきたような感覚があります。

この5日間で何かを「学んだ」というより、ようやく自分を少し「思い出した」という表現のほうが近いのかもしれません。

私は長い間、「もっと頑張らないと認められない」「もっと役に立たないと愛されない」というネガティブペアレントの声を信じて生きてきました。

その声に従って、優秀な、そして「感じない」アダルトを育て、正しさや成果で人生を切り開いてきました。

でも、その頑張りの奥には、誰にも気づかれずに待っていた小さな子どもがいました。

「さみしい。」

その一言でした。

あまりにもシンプルで、あまりにも深いその感情に出会うまで、50年以上かかりました。

今回、私はワンダーチャイルドを「見つけた」のではありません。

最初、私は「インナーチャイルド」という言葉のほうがしっくりきていました。
傷ついた子どもなら知っている。でも、「ワンダーチャイルド」という言葉は、私には眩しすぎました。そんな自由など怖いと。

でも今は、ワンダーチャイルドとは、傷ついていない子どものことではなく、傷ついてもなお、生きる力を失わなかった存在なのだと感じています。

その子は、最初からずっと私の中にいました。

そして、その子に会うためには、頑張ることや正しさで自分を守ってきた鎧を、一枚ずつ脱いでいく必要がありました。

このワークショップでは、交流分析でいうネガティブペアレント、ネガティブアダルト、ネガティブチャイルドが織りなす「I空間」のドラマを、ポジティブアダルトという場所から眺める体験をしました。

自分の人生を変えようとするのではなく、まず「気づく」。そして、ただ「見る」。

その視点に立ったとき、これまで現実だと思っていたものが、自分の内側で繰り返されていた物語でもあったことに気づきました。

そして、その物語を演じ続けてきた自分を、責めることなく見守れる自分が、少しずつ育ち始めた気がしています。
それを創ったのも自分だと認めました。

私の真の名前は「マリアナ」。

深い海から愛を運ぶ者。

最初は、その名前を受け取ることに抵抗がありました。

でも今は、その名前は目指すものではなく、自分の中にもともとあったものを思い出していく旅なのだと感じています。

不思議なことに、光が見えるようになるほど、その光に抵抗する自分もよく見えるようになりました。

以前なら、その抵抗を「ダメな自分」と切り捨てていたと思います。

でも今は、それもまた長い間、私を守ってくれた大切な存在なのだと感じています。

ワンダーチャイルドは、特別な誰かだけが出会える存在ではありません。
私たち一人ひとりの中で、ずっと待ち続けてくれている存在です。

この5日間はゴールではなく、本当の意味で自分自身との対話が始まるスタートでした。

この安心・安全な場をつくってくださったエリさんとマイキー、そして共に旅をした仲間たちに、心から感謝しています。

皆んなが真摯に自らに向き合おうとするあの場だったからこそ、安心して感じることができたものがあり、表現することができた私がいました。

これから私は、頑張って愛される人生ではなく、ありのままの自分と共に生きる人生を、一歩ずつ歩いていきたいと思います。

この参加者が受講した講座
Wonder Child WS 2026 in 北軽井沢 vol.2 ゲド戦記 Child of Earthsea
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