ASDの息子を育てる母親として、また繊細気質や支援が必要なお子さんに対して、私が今までやってきたアートという分野から、子供達の心や生き方を育てる事はできないだろうか?!と考えていた時に、こちらの講座に出会いました。
憧れのエリさんのお話しは、私の想定していたものよりも、ずっと深く、大切な根源を教えてもらいました。
子供に関わる大人がまず、自分を知らなくていけない事。
そして自分の軸をしっかり持った上で子ども達に接していくこと。
改めてこの基盤を学んだ時、私はいかに目の前の子供達に対し、自分の色眼鏡を通した見方をしてるかに気付きました。
また自分自身に大切にしている軸があるのと同様に、人それぞれに色や形が違った軸があり、それをワークを通してありありと実感をしたとき、子ども達に対しても、感覚を通してですが、相手の軸をぼんやりとイメージするようになりました。
私の考え方、目の前の子の感じ方考え方をそれぞれイメージすると、自分中心で自分の考え方が正しいと思いがちな私自身を、俯瞰して捉える立ち位置に立てる事に気がつきました。
また一方で、
子ども達の未来を考え1人1人と向き合う時、それは簡単な事ではなく、とても難しい事だとも気づきました。特に私はASDの息子を育てている事もあり、自分自身の在り方や生き方を問われる感覚が強くありました。
そしてそれは他人事では済まされない点も含めて真剣に考えなければならず、難しく悩む事がとても多いです。
ですが、
だからこそ、自分の人生や社会、学校といった在り方や考え方など、既存の枠組みの中でのみ考えるのではなく、新しい発想も取り入れて未来を創る一員になりたいと思うようにもなりました。
まだまだ未熟な私ですが、チャレンジを恐れず、小さな一歩を踏み出して試行錯誤しながら進みたいと思います!!
その過程が私を成長させ、自分を信頼し人生を歩んでいく事だと思うと、それが希望に変わり、勇気をもらえた時間でした。
エリさんの温かい眼差しと愛ある講義はいつも自分事のように届き、涙涙の連続で、心が震える自分が不思議でなりませんでした。
本当にここまで深く考え学ぶ機会はなかなかないので、参加させていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ自分の中に落とし込めていない点がありますが、アーカイブというありがたいツールをもう一度見させていただける安心感のもと、大切な事を自分に刻んでいきたいです。
参加者の皆様やスタッフの方々もとても温かくとても居心地の良い場所でした^_^
今回、私の人生のターニングポイントにフィットした時間となりました。
素晴らしい時間を本当にありがとうございました!