069

答えを理解する力が備わった時に、問いが生まれます。
つまり、問いをもったならば、自分の中にその答えを理解する力が備わったという証です。
答えを誰かに聞く前に、自問してください。
答えは誰かから聞くよりも、自分の内側から聞こえてくるほうが納得できるはずです。
気づきは、誰かから教えてもらって得られるものではありません。

068

「思考」や「ストレス」は悪の代名詞になっていますが、それらを忌み嫌うことはありません。
「思考」は肯定的に働けば「工夫」となり、適度の「ストレス」や「葛藤」は、「動機」を創り出します。
「動機」は私達を動かす「原動力」となるのです。

067

好きなことをするために努力は必要ありません。
好きなことをしている時、もしもあなたが努力していると感じるなら、それはあなたの好きなことではないのかもしれません。
成長するために、努力はいりません。成長は自然に起こることだから。

066

夢に向かうバスを運転しているのは、自分ではなく、内なる神です。
自分の仕事はただ、窓の外の景色をみながらワクワクすること。
ハンドルを神から奪ってはいけません。自分は運転がうまくできないのだから。

065

「今、ここ」では思考は働けません。
「今、ここ」とは、集中することと同じです。今を観て、聞き、感じ集中する時、思考は働くことができません。
思考を止めるのは難しいけれど、集中することは出来そうです。

064

「どうしたらワクワクすることができるだろう?」と思うなら、「ワクワクするために、まず面白いことを探そう!」という意志を決めることからはじめましょう。意志を決めると、とたんにワクワクしはじめます。
でも、せっかく意志を決めたのに、その後、なにもしないと、今度は、不安がわいて来るときもあります。放っておくと、その不安は、せっかくの「ワクワク」に水をさして「ワクワク」をどんどん消して去っていきます。
「ワクワク」が消えないうちに、まずは身近な「面白そうなもの」を捜索しはじめてください。
怖れるのはその後にしてみましょう。