自分が好まない状態から解放されるためには、原因となる問題が解決しないと(もしくは、期待する結果が訪れないと)実現しないと信じ込んでいることがあります。しかし、実のところ、自分が自由になることと、問題を解決することには、確固たる因果関係はあまりありません。
問題が気になる人は、問題指向になりがちで、他に興味の矛先を持って行くことが苦手なことが多いようです。そんな人の場合、気になる問題がいつの間にか、時間と共に解決できているのに、相変わらず不自由感を手放せないでいることが多いのです。
自分が好まない状態から解放されるためには、原因となる問題が解決しないと(もしくは、期待する結果が訪れないと)実現しないと信じ込んでいることがあります。しかし、実のところ、自分が自由になることと、問題を解決することには、確固たる因果関係はあまりありません。
問題が気になる人は、問題指向になりがちで、他に興味の矛先を持って行くことが苦手なことが多いようです。そんな人の場合、気になる問題がいつの間にか、時間と共に解決できているのに、相変わらず不自由感を手放せないでいることが多いのです。
多くの人が「必要性」という幻想に捕らわれて生きています。そして自分が捕らわれているということにさえ気づいていないのです。
もしも、自分が自由になりたい、楽になりたいと願うのなら、まずは自分が「何か」に捕らわれていることに気づくことが大切です。そして、「捕らわれるのをやめよう」という、明確な意志をもって、止めない限り、捕らわれの状態から自分を解放するのは難しいでしょう。なぜなら、必要性という幻想はとてもリアルに感じられるからなのです。
自分を見失い、落ち込み、力を失ったと感じるとき。
そんな時は、やみくもに動き回ったり、混乱して行動しないようにしましょう。心からできる感謝も見つからないほど、頭も混乱しているような時には、思考も一旦止めてみましょう。
そして、ただ地面に立ってみてください。自分の中心をただ感じて、立つだけでいいのです。立つと自然に自分の中心が見つかります。そして、しっかりと安心して立っていられる大地があることを確認するでしょう。それは、地球に重力があるから。
母なる地球はどんな存在も批判せずに受け入れ、平等に重心を保たせてくれています。そして、宇宙は何人もジャッジせずに光の恩恵を与えてくれていることを思い出してください。
内なる源は、決して自分の外側に離れて行ってしまうことは不可能です。しかし、これを自分は簡単に見失ってしまうので、「無い」と思い込み、見捨てられたような気持ちにさいなまれてしまいます。
それはまるで迷子になってしまったような気分かもしれません。その不安から逃れるように、他者を頼ったり、お金を稼ぐことに必死になるか、あきらめ、絶望しながら生きるなどネガティブな選択をしてしまいます。
そんな時は、たった一つだけ(本当に一つでいいのです)、心から感謝できることを思い出してみてください。それは頭で考える感謝ではなく、心から感謝の気持ちが涌いてくるものを。それが見つかったとき、自分の波動は確実に軽く高まっています。その地点で源はすぐ側に見つかるでしょう。
批判をして、相手を攻撃しても、結果的に自分が孤立するだけです。相手を否定し、自分の考えを守ることで、安心や満足感を得られるかもしれませんが、自分は古い観念に縛られたまま、さらに硬化していることに気づくことができません。
自分をコントロールすることが嫌なので、自分を正当化し、人をコントロールしようとします。そして、思うようにならない相手をさらに批判し、攻撃するのです。
自分はそんなことはしない…、そう思う時には、過去に誰かと対立したときにことを思い出してください。
どんな人でも、一旦対立すると、相手を批判することに忙しくなっているものです。
人の心や行動、社会で起こる現象や天気に至るまで、自分には手に及ばないものは沢山あります。そんなものを変えようとヤキモキするよりも、自分自身が決めたら変える事ができるもの(自分の心、習慣、自分の所有する環境)に工夫をこらし、取り組んでいくことに時間を費やすことのほうが何倍も楽しく、簡単なはずです。
気に入らない現実にフォーカスする癖をやめて、よりよくできるものを見つけてください。自分が気持ち良い存在になれば、いつのまにか、どこに居ても、誰といても心地良く生きられるようになるはずです。