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お腹は空いていないと思っていても、不意に食べ物の写真を見たり、おいしそうなご飯の匂いを嗅いだりすると、お腹がなり出すことがあります。それと同じように、ぼんやりと考えているだけでは、多くの場合、欲求や願望、つまり、自分のやりたい事、ワクワクすることは見つかりません。

自分の欲求や願望は、「思考」ではなく「感性」に訊ねるほうが良いのです。「感性」は、自分の中にある欲求を響かせてくれるセンサーのようなものです。その感性を響かせるためには、「行動」し、「経験する」ことです。

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私達のスピリット(命)は、常に躍動する存在です。その自然な性質に従って自分の興味(ワクワクすること)の先に向かって、意味など考えずに、直感を信じて動いてみましょう。

行動することには、メリットもリスクもあります。そして、反対に行動しないことにも同じくメリット、デメリットがあります。しかし、もしもあなたが「行動したい…」と、少しでも気持ちが動いたならば、行動することを選択してください。
それが、スピリットの性質なのですから。

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毎日の自分の行動の動機を調べてみてください。自分は、何に突き動かされているのでしょうか?何が行動のきっかけになっていますか?
動く時は、喜びや興味(好奇心)から動き出してください。動くべきでもなく、動かされるのでもなく、「動きたくなる」から「動くこと」を選択してください。あなたが行動するとき、決して不安(怖れ)から動かないこと、そして惰性で動かないことです。

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留まらずに動いてください。「留まる」という状態は、硬直した抵抗する状態です。
抵抗しているとき、プレッシャーが掛けられ、エネルギーは滞り、固まります。留まり続けることは、エネルギーがネガティブに変化していく状態なのです。

もしもあなたが「動きたくない」と感じたら、動くことに抵抗して留まるのではなく、ただ休んで(安らいで)ください。休むことを、喜んでください。

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信じられない物や人について、ずっと考え続けることは無意味です。
考え続けて、心が晴れるどころか、落ち込むのなら、自分を痛め続けることをやめて、心が明るくなることを考えてみてください。

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自分がすべてのものの「在るがまま」を愛し、信じている時、あなたは本当に自由です。そして、何があっても、裏切られ、傷つくことがないのです。
それは、愛するために、相手や状況を常にコントロールしなくても気にならないし、期待することもなくなります。常に望む愛に満たされ、不足を感じることはありません。

反対を云えば、もしもあなたが、不足や不満を感じ、何かや誰かを心配しているのなら、あなたはすべての存在(源)に心を閉ざし、ネガティブな状態になっているのかもしれません。